ボロボロの武器

黒ペンギン

ボロボロの剣

なぁ武器屋の店主さんよ、なんかいい武器ない?俺は武器屋に寄っている。

何故かと言うと今年初めて冒険者になり良い武器でモンスターを倒しチヤホヤされたいからだ。

だが店主はこう言った。

「お前にやる武器なんかねぇよ帰れ帰れ」

俺は激怒した。金はいくらでもあるんだよ、俺はいい武器を買ってお前は儲かるwinwinだろ?

すると店主は呆れたように武器紹介してきた。これがお前に買える最高の武器だと。

俺が見るにはただのボロボロの剣に見えるのだが、店主が見るには最強の剣なのか?

よし、これを買おう何金貨だ?

店主はニヤリと笑い答えた。

500金貨だ

俺は聞き間違えたと思い聞き返した。

だ か ら 金 貨 5 0 0 枚 だ!

俺は失神しそうになった。だがきっとこの剣には何かの力が秘められているのか!?

渋々俺は金貨500枚を渡した。

ボロボロだからしっかり研げば綺麗になるかな?俺は半信半疑で研いでみる。

が全然綺麗にならなかった。

くそ全然綺麗にならないじゃないか、まさかぼったくられたのか?俺はショックを受けて外に出る。

すると凄い爆発音が辺りに響く。何だと思い鳴った方を見るとまさかのドラゴンが門を壊していたのだ。

俺は恐怖に陥り腰が抜けてしまった。ドラゴンがこちらに気づき突進してきた。だが剣が光りだして結界のようなものを張った、おかげで攻撃を防いでくれてドラゴンがよろめいた。

剣を見るとボロボロの剣から伝説に載っていた剣の1つ対ドラゴン用武器、龍王の剣が手元にあった。

俺はこれで確信した、このドラゴンは俺が倒さなきゃ行けないと。そしてそのままよろめいていたドラゴンに剣を一度振りかざした…ドラゴンは血を大量に吹き出し目の前で倒れた。周りからは歓声が湧き上がったいたがふと店主を見てみると悔しそうな顔をして店の中に戻って行った。

俺はこの街の英雄になったのだった

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ボロボロの武器 黒ペンギン @hakaripa

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