第2話 1歩目

「おいぃいい??おまえはよぉ!!死んどけよ!!」



あーあ、まーたこれかよ。またこの殴りですか。暴行ですか。もう慣れたよ。慣れたくなかったけど。


ここで、1曲。


せーかいは、はーいいろ〜。せーかいは、モーノクロ〜。せかいは滅びろ〜。いぇあ!!


名曲、『It's a Small World』より替え歌。『世界は灰色。』



さて、それはさておき告発でもしますかね。


「あ~、そこの人。止まって。スマホ貸して。」

「はぁ!?なんで貸さなきゃいけないの!?」

「貸せ。」

「………わかったわよ。はい。」

「どうも。」


あ??なんで借りたかって??んなもんスマホがないからな。使わねぇし。金もったいないし??壊れるんだから。使わないでいいよ。あんな四角い物体。


「さて、ユーチューブを開いて、と。」

「な、なんで私のパスワが解けるのよ……」

「え??余裕じゃない??簡単だろ??手元見るだけ。あら、簡単。」

「む、難しいわよ。あ、あなたはスマホがないんだからなおさらじゃない!!」

「それが簡単なんですよねー。2、3回みりゃ十分だろ。余裕でコツをつかめるよ。」

「なんで………。」

「気にすんな。さて、これから配信始めるから頼んだ。」

「なんで、そんなこと………」

「あ??黙れよ??お前らとは話したくもないんだよ。早くしろや。」

「っ。」

「………早くしてくれないかな?さっさと済ましたいんだけど。」

「わかったわ。…………配信始めるわよ。」

「わかった。」


「すぅーーー、おはよー!!突然のゲリラ配信でごめん!!いつも通り、拡散お願いします!!」

「どうもどうも。もういいよー。」

は??だれだよ??

どゆこと??

ってか、ここ学校だよね??

「はい、正解。このいじめっ子、俺、そして、お前ら大好きな配信者(傍観者)が通っている学校だよ。」

は??こいつ殺すぞ??(社会的。)

なんなんこいつ??

「はぁ、いい??これ見て。早いから。」

そこから流れていたのは……………



暴行、そして、カツアゲ、暴言、金目なものによる口封じなどなど様々な犯罪行為だった。

挙句の果てには、音源の提示。それは………法廷で出されたが、証拠として認められなかった唯一の証拠。検察側の主張が揺らぐとして、受け入れられなかった

当然説明もした。それだけすれば………



は??なにこのクズな日本。驚きだわ。

やっぱクズか。

いじめっ子も大概だが、これはさすがにやばすぎ。

たたくぞ!!



ほら、日本に対する反感。やったね。まぁ、俺の人生はオワコンなんですけども。


「あはっ、ってことで〜拡散よろしくでーす!!」

お前に言われなくてももうした。

「さっすが、ネットだね。早すぎて目で追えないわ〜。」

いや、目で追えないだろ。

「まぁ、そう。」

何がしたかったの??結局。

「ん??復讐だが??俺をここまでフルボッコにした政治家、そして政治家の息子。それと、ゴミ捨て場に放置された俺を助けてくれた女性を話も聞かずに実刑判決にした司法と、それを提案した検察、警察に対してのだよ。」


そっか。つらかったろうに。

「別に気にすんな。おれは復讐できればいいんだよ。あの人はたぶん、助かるだろうけど。おれは無理だな。ま、気にすんな。ってか、おじいさん助けたけど、その孫??はどうしたんだろーな。」

『わからんな。』

「そうだなー。」



「はーい、全員着席。転校生の紹介するからなー。」

「………ごめん。切るよ。」

『ほいほい。がんばれ!!』

「どうも。………はい、返すよ。ありがとさん。」

「う、ううん。別にいいよ。私が悪いんだし。ごめんなさい。」

「そう。気にすんなよ。」

「はいそこ、静かになー。転校生入ってくるぞ〜。」


「どうも。名もなき転校生ですわ。よろしくですわ。」

「一言しゃべってねー。」

「お前らクズに名乗る名前はないですわ。以上ですわ。」

「な、なぁなぁ、俺と一緒に………」

「死ねクズ。」

「は??」

つっよ!!おもろい転校生!!これが転校生ガチャか……。ん??目が合った??

「あ、見つけた。」

「は??おいおいおい、なんだよ。転校生。話しかけんな……」

「ようやく見つけましたわ。」

「は??」

「おじいちゃんをたすけていただき、誠にありがとうございます。」

「おーけーおーけー、理解したわ。どういたしまして。大したことはしていませんよ。」

「………ありがとうございます。できることなら、何でもするとこの私がお約束します。」

「んー、それじゃぁ全部告発してくんない??あんたの父親って権力者でしょ??」

「はい、私の父、そして祖父も同じように権力者です。」

「んじゃ、告発よろしく。いじめを許容して、握りつぶす政治家と不利益になる証拠を握りつぶす検察警察、それに乗っかる司法。ぜんぶ、ぶっ潰して。」

「了解しました。全力を尽くします。」

「よろしく~。」




主人公をいじめましたが、これから全部ぶっ壊します。質問!!ハッピーエンドと、バッドエンドどちらがいいですか??これから、作ります!!

https://kakuyomu.jp/users/Diction/news/16818093088898060435


こちらによろしくお願いします!!

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この冷酷無比な世界に2色の百合を。 Diction @Diction

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