アメリカにGulpってあんじゃん？ アレって必殺技みたいだよな

第1話

朽木「ねー。そういやさ、Gulpってあんじゃん？」

朽木兄「え、なんそれ」

朽木「アメリカのセブンにあるんだよ。そういうのが。なんつーか、食べ放題のドリンクバーみたいなのがアメリカのセブンにはあって。それのカップのサイズ」

朽木兄「ほーん。それが？」

朽木「いや、なんか必殺技みたいだよなぁって思ってさ」

朽木兄「必殺技ぁ？　ん〜、そうか〜？　別に俺はそんな感じしないけどな」

朽木「いやいや、Gulpだけならそう思わないかもだけど、更に大きいの聞けば思うって！！」

朽木兄「ほーん。なんつーの？」

朽木「まず標準がGulpじゃん？　んで、その次にデカいのがBig Gulp。更にデカいのがSuper Big Gulp。最後がDouble Gulpっつーの」

朽木兄「……やっぱ俺は別に必殺技っぽくは思わんけどな」

朽木「え〜、あっそう……。あっ！！　ほら必殺技っつってもアレよ？　あの、ぷよ◯よとかのコンボの時に叫ぶやつよ？」

朽木兄「あ～、パン4円な（笑）」

朽木「www　まぁ、そう。これから対戦してさ。実際に連鎖しながらさっき教えた順番で言ってみ？　絶対必殺技だと思うから。あ、Double Gulpの次はうおー！　な？」

朽木兄「はぁ……。まぁ、良いけど」

Gulp！　Big Gulp！　Super Big Gulp！　Double Gulp！　うおー！　うおー！　うおー！　うおー！（8連鎖）

朽木兄「確かに必殺技だな（笑）　けどお前……これ、このリズムで言ってるからそう思うだけじゃねぇ？」

朽木「ギクッ……は、ははは。まぁそうとも言うかな！」

朽木兄「自分でも分かってたんじゃん。結局何がしたかったん？　お前」

朽木「るっせぇなあ！　思っちゃったんだからしょーがないだろ〜！？　どうしても共感して欲しかったんだよ！！」

朽木兄「うわなにこいつめんどくさ……。へえへえ、思いました思いました。確かに必殺技デスネー」

朽木「なんだその棒読みはー！！？　くっそ〜！！！　ふん！　もういいよ！」

　ってことがありましたっていう、ただそんだけのお話です。お目汚し失礼しました。