生きている人の時間は進むだけなんですよね。それでも消えることのないマスターの罪悪感、切ないですね。
それにしても、マスターから見てもリンカちゃんと奥さまの雰囲気、空気感?が似ているのですね。
生前の奥さまが、自分の終わりとこれからのマスターを思ってなにか仕掛けていた、のでしょうか。常連客にタイムマシン開発に携わる人がいるわけですし……。
少しずつ明かされていく謎、続きも楽しみにしております!
作者からの返信
コメントありがとうございます!
時間が前へと進む、そこに罪悪感を抱くのは、仕方ないことですが切ないです。
実はマスターも、リンカちゃんとクミコさんに似たものを感じていたようです。
はたして二人のつながりとは……?
次回、いろいろ明らかになるはずです!
こんばんは。
叶わなかった約束。記憶の残る場所。代わりのような誰か。
どこかで立ち止まってしまいそうなところを、誰かが後押ししてくれているんですね。それはもちろんマスターさん自身の靭さもあってこそ。
リンカさんとの約束は裏切りなのか。っていうことを考えたとき、結論を出せるのはマスターさんとクミコさんだけですね。
クミコさんはなにを言える場所にもなく、たぶんダメだとは言わない気がします。
するとマスターさんが自分を赦すかどうか。でも約束をした時点で、これも結論が出ているんだろうなと。
>僕一人がこんなふうに先へと進むこと
>時間は進む。進んでしまう。どうあっても戻ることはない
大切なものを失くしたとき、誰しもその場へ居残りたくなるんでしょうね。
でももし、仮に、万が一、時間遡行なんてことができたとして。その時、その場所を覗き見れば見るほど、離れていくことを実感するだけなのかなと思いました。
むしろ進んでいくことで、自分の中の過去を整理できる。そのほうが近いなんてことは言いませんが、満足感はあるだろう──なんて言うと冷徹すぎるでしょうか。
なんにしても一つの答えは、マスターさんが宇宙犬を受け入れていることで出ているような気がします。
作者からの返信
コメントありがとうございます!
大切な人を亡くして、立ち止まらない人はいませんよね。
最初にクミコさんの思い出を共有して背中を押してくれたのは、常連のお客さんたちだと思います。
夫婦がこれまで歩んできた道が、ちゃんといろんな人に繋がっているんですよね。
リンカちゃんとの約束に罪悪感を抱くのも、仕方ないことではありますが。
>するとマスターさんが自分を赦すかどうか。でも約束をした時点で、これも結論が出ているんだろうなと。
しっかり汲んでくださって嬉しいです!
少なくともマスターは、リンカちゃんのことをクミコさんの代わりとは思っていないんですよね。
時間が前へと進むことで、心の中を整理して気持ちの落ち着けどころを見つけられるということもあります。
>マスターさんが宇宙犬を受け入れていることで
うわーここも!
そうなんです。前へ引っ張ってくれる宇宙犬という発想、実は気に入ってますよね。笑
さあ、本作も残すところ4回になりました。結末まで見届けていただけると嬉しいです。
やっぱりマスターに親近感湧くなぁ。あ、妻は健在ですけど。
否応なく進んでいく時。待ってはくれない残酷さがありつつも、それが傷を癒してくれたりもする。
リンカさんにクミコさんの空気感を覚えてたんですね。何だろう。生まれ変わりなんかな。時間軸ズレるからまぁ、なくはないんだろうけど、どうなんですかね。
クミコさんの思い出の残る店に他の女性スタッフを入れる、確かに何となく抵抗が生まれそうな状況ですけどすんなり進んだのにはやはりリンカさんのキャラクターがあるんでしょうね。常連さんにもすぐに気に入られて、マスターの心も癒して。
クリスマス楽しみだね、二人のその言葉はどこかリンクするような気がするんですよね。やはりクミコさんで繋がるのかな。だとすると二人の人生のどこかにクミコさんが噛み合う瞬間っていうのがある。
リンカさんは22世紀から来てるんでしたね。で、ドームの完成がそのくらいの時期を想定されてるんでしたっけ。まぁ、僕の肌感ですけど政府がそういうの公表するのって計画が八割くらい進んでる時ですよね。残るは建築するだけみたいな。となるとドームの情報を公開していたマスターの時間とリンカさんの時間の間ってそれほど大きく離れてはないのかもなって。まぁ「大きい」の定義ですけど。クミコさんが介在するとしたら病院とかかなぁ、と思うのですが、それは「孤児院の話=少子化対策としての子供生産」と「クミコさんの入院」が被ることになるから違うのかなーって。うーん、分からん!
まぁ、読んでいくうちに分かるでしょう。
今夜もありがとうございました!
作者からの返信
コメントありがとうございます!
マスター視点、3回ありましたが、リンカちゃん視点とのテンションのバランスでちょっと試行錯誤しました。
共感いただけて、すごくホッとしました!
時間が前に進むこと、良くも悪くもなんですよね。
どうであれ、区切りをつけるのは自分自身に他なりません。
リンカちゃんの前向きさは、マスターはもちろん、お店の常連さんたちにとっても光なんじゃないかなと思います。
みんなにとって大事な場所なんですよね。
二つの時代の隔たりですが、10日の回からある程度は推測できるかも?
『第二ドームタウンの運用開始は三年後。以降、順次各地に同様のドームタウンを建設予定。二十二世紀初頭までには全人口を収容できる見込み』
いま作ってるのが、全国で第二のドームです。
全国各地にドームが建設されるには、それなりの時間がかかりそうです。
まあ正確な西暦を出してないんで、なんとも言えませんが。
なお、マスターは60歳、クミコさんも大体同じ年くらいの想定です。夫婦に子供はできませんでした。
何にしても亡くなるにはちょっと早いですよね。
明日の更新、期待はずれでしたらすみません。先に謝っておきます……笑
これはせつない。
リンカさん、生まれ変わりなんでしょうか。
先に進んでいいのか、そう悩むだけでも、すごく優しいとは思います。
作者からの返信
コメントありがとうございます!
少し前を向くことのできたマスターでしたが、まだ後ろめたさと迷いがありますよね。
そうですよね。マスターは優しくて誠実な男性ですね。
リンカちゃんはクミコさんの生まれ変わり? もしくはDNAを受け継いでいるのか? いろいろ想像します。
真相は……?
クリスマスまで残り一週間を切りました。「20XX.12.25」に私たち読者に
すずめ様からどんなサプライズプレゼントがあるのか⁉
クリスマスに向けて、こんなにわくわくして更新を待つことなんてあったでしょうか⁉ やっぱり、すずめ様はすごいです!(≧∇≦)
作者からの返信
コメントありがとうございます!
リンカちゃんははたして何者なのか。次話で大体のことが明らかになる予定です!
もう本当にあと少しでクリスマスですね。まさしくアドベントカレンダーとして本作を楽しんでいただけて、すごく嬉しいです(●´ω`●)
残りの物語も楽しんでいただけますように!
リンカちゃんとクミコさんがどんなご縁なのか。でもきっと、素敵なもののはず。
まるくておおきなケーキ、楽しみだね。
作者からの返信
コメントありがとうございます!
二人の繋がり、マスターも何か感じるところがあったようです。
楽しくケーキ食べられると良いですよね!