ほのぼの楽しい作品でした。 最近生意気になってきた孫の雅裕くん。主人公である『ばあば』は、そんな孫に対してちょっと意地悪な気持ちになってしまいます。 そして、ある夜にお風呂に入ろうとしていた『ばあば』。そこで『ある事件』が発生してしまうのです。 『ばあば』の気持ちになって読むか、『雅裕くん』の気持ちになって読むかで、印象が大きく変わるかもしれません。「これは、どういう結末が……!?」とドキドキ、ゾワゾワしながら読みました。 クスっと笑える雰囲気も強く、とっても楽しい一作です。