第2話 黒猫と花屋

「ネコヤナギ」の花言葉は 努力が報われる


山々が化粧をし始め、鳳凰の如き猩猩緋色

神無月の巫女も金色神楽、舞い酔い知れん事

私の心もうかれ模様。

ある日の夕暮れ

店の近くで背曲がりの黒猫に出逢う

猫さんにお幾つですかい?と聞いてみた

私は十八ですよ……もう歳ですから背も曲がるんですよ 猫背ってね笑 なんて返ってきた

猫にしては話が上手い

猫に小判である






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天神花屋のお兄さん @eizanageha

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