はぐれ異世界召喚、特典スキル【ステータスセール】で異世界スローライフを目指す。
@Takenoko315
序章ー平穏の終わー
平穏が好きだ、何事も無く学校から帰って深夜アニメの録画を見る日々。
現代日本じゃあり得ない西洋風の装飾に包まれる城の祭壇に居た。
「帰らせてください。」
分かっているとも、俺の脳内は0.1秒で理解したとも。
下校バスに乗り一人寂しく窓に顔を向け、ものふけていた時。
バスの中心から円形状の光体が現れて目を開けたら。
「...
誰も居なかった。
ウォーい!異世界召喚でも一番当たりたくない方法で呼び出された。
「ひでぇ、まじひでぇ。」
俺一人だけ異世界に召喚された誰に?...分からん。
先ずは落ち着け、クールになれ石波一輝こんな状況は山ほどアニメで観てきただろう。
考えるべきは此処が安全かどうかだ。
「埃ぽっい、先ず人は居ない。」
整備が長年されて無いのは見て分かる、ただ不可解なのが窓が一つもない事。
もし異世界の化物達がいる場所ならマズイ。
丸腰のか弱な日本人が勝てる訳が無い、何か武器になる物は無いか!
「剣?」
暗がりの中、不自然に壁に一振りの剣が飾られていた。
手を伸ばし、手に取って見る。
「...流石に錆びてるか?」
そんな素振りは無く鞘から出てきた
まるでその時を待ち侘びていたかの如く剣身が自分の顔を写していた。
「綺麗...はッ!いかんいかん!状況を考えろ直ぐ様...」
...直ぐ様なんで忘れてたんだよ!異世界だろ!ファンタジーだ!
ステータス見たいなのがあるかも知れない...恥ずかしいけど。
「ステータスオープン!」
ーーーーーーーーーーーーーー
名前:『石上一輝』【ジョブ無し】Lv.1
体力:10/10 魔力:5/ 5 SP:20
筋力:8 耐久:8 敏捷:9
器用:10 魔坊:6 運:15
《魔法》
《解放スキル》
【ステータスセール】
《未解放スキル》
【微毒耐性G:消費SP.5】【
《オープンセール中:期間限定168時間まで》
【レベルアップステータス2倍増量中】【レベルアップSP2倍増量中】
【取得経験値50%増量中】【スキルランク取得経験値50%増量中】
【スキルアップSP消費50%半減中】【スキル解放SP50%消費半減中】
【魔法発現率50%上昇中】【スキル発現率50%上昇中】
ーーーーーーーーーーーーーー
「うおッ!マジで出たよ。」
ゲームさながらの画面が表示される。
レベルは勿論1でジョブ無しの貧弱
着目するべきは《解放スキル》の【ステータスセール】チートスキルだ!
考察するにステータス限定の
希望が出て来た、《未解放スキル》は両方とも取ろう。
「うーん押せば良いのか?」
ステータス画面の未解放スキルを押すと取得画面になった。
【毒微耐性G:消費SP.5】【
「はい。」
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名前:『石上一輝』【ジョブ無し】Lv.1
体力:10/10 魔力:5/ 5 SP:10
筋力:8 耐久:8 敏捷:9
器用:10 魔坊:6 運:15
《解放魔法》
《未解放魔法》
《解放スキル》
【ステータスセール】【毒微耐性G】【
《未解放スキル》
《オープンセール中:期間限定168時間まで》
【レベルアップステータス2倍増量中】【レベルアップSP2倍増量中】
【取得経験値50%増量中】【スキルランク取得経験値50%増量中】
【スキルアップSP消費50%半減中】【スキル解放SP50%消費半減中】
【魔法発現率50%上昇中】【スキル発現率50%上昇中】
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「ふー、ちゃんと取れた。」
ステータス画面には《解放スキル》欄に新しいスキルが並んだ。
「うーん?微毒耐性は分かるけど、
【
「うおっ!こう言う感じに出るのね、はい。」
ステータス画面と同じ様に目の前に地図らしき物が表示された。
現在地点は中央から円形に広がっている大広間見たいだ。
視線で捉えると自動で道が入力される、便利だな。
「とりあえず外に出なきゃ始まらないか。」
剣を持ち大広間を抜けて風が吹く道を歩いて行く、不思議に思ったのが確かに暗いが。
「少し明かりがある?」
微量だが壁全体に光源の様ものが見える、さすが異世界そう思おう。
広いな、次の部屋に着くのにどんだけ時間が掛かるだ、どんな城だよ。
うん?音がするな、ズルッズルッと聴こえる。
「慎重に行こう。」
次の部屋も見えて来た、人かそれとも...
「...誰もいないな。」
部屋に入り気を抜いたその瞬間、目の前に何かが落ちてきた。
「うおッ!?」
「×◆■◎■!?」
音の正体はファンタジーお約束のスライムだった。
こちらに気がついて落ちてきたらしい、まあ外してるんだが。
プルプル震えながら飛びかかって来た。
「ふッ!」
スライムの飛び込みを
剣を抜き銀の剣身を敵に向ける。
挑発に受け取ったのかスライムが更にプルプル震えながら飛びかかって来た。
「
「!!!!!!!」
何バウンドかするとスライムは溶けて消え魔石を落とした。
「ふー...何とかなったな、この剣が凄いのか?魔石?...拾っとくか。」
ドロップアイテムとかは無いのか。
気のせいか剣を見ると輝きが増した様に感じる。
ステータスは後で外に出たら見よう。
「...気を抜かずに行こう。」
部屋を抜けていく途中その後4体のスライムと戦い危なげなく
気になるのはスライムを倒し終えたら何故か剣を余り重く感じ無くなっていた。
部屋を抜け、風が強くなるのを感じると廊下の行き止まりに着く。
「...外れ、いやおかしい隙間の風にしては強すぎる。」
壁に手を当てると、手が消えた。
「!?うおッ」
慌てて手を引くと何事も無く無事だった。
成る程な、言わゆる
ゆっくり壁に進むと強い光に目を閉じる。
「ッ!...外だ。」
久しく日を浴びていなかった様に懐かしく感じる。
風の匂い、全身で感じる世界が...広がる、光に慣れ見てみると森林の中にいた。
「...そうだ城は!」
後ろを振り向くとそこには...
「岩山だと...」
城など無く崖が続くだけだった、いやそうか少し考えれば分かる。
内からも見えなくしていたんだ、外からは絶対に扉だとは分からない。
もう一度、中に入って見るとやはり城の中だった。
「マッピングだけはしとこう、何があるか分からないし、先ずは人が居るところを
目指そう、この世界の情報が無いと危なすぎる。」
「あっ!ステータスも今見とくか。」
ーーーーーーーーーーーーーー
ステータス
名前:『石上一輝』【ジョブ無し】Lv.5
体力:64/64 魔力:59/59 SP:10→90
筋力:61 耐久:59 敏捷:62
器用:65 魔坊:54 運:77
《解放魔法》
《未解放魔法》
《解放スキル》
【ステータスセール】【毒耐性G】【
《未解放スキル》
【疲労耐性G】【麻痺耐性G】【精神耐性G】【気配感知G】
【自然治癒G】【聴力向上G】【衝撃耐性G】【筋力強化G】【視力向上G】
《オープンセール中:期間限定167時間まで》
【レベルアップステータス2倍増量中】【レベルアップ取得SP2倍増量中】
【取得経験値50%増量中】【スキルランク取得経験値50%増量中】
【スキルアップSP 50%消費半減中】【スキル解放SP 50%消費半減中】
【魔法発現率50%上昇中】【スキル発現率50%上昇中】
ーーーーーーーーーーーーーー
「うん...スライム5体で凄い上がったな、地味に
上がってる、未解放スキルはうーん悩む。」
SP《スキルポイント》はスキル無しに考えたら、1レベル上がると10ポイント貰えるのか。
悩み過ぎて時間を使いたく無いな、今は何時だ太陽はまだ上がり始めたばかりか。
....よし未解放スキルは決めた!
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ステータス
名前:『石上一輝』【ジョブ無し】Lv.5
体力:64/64 魔力:59/59 SP:90→60
筋力:61 耐久:59 敏捷:62
器用:65 魔坊:54 運:77
《解放魔法》
《未解放魔法》
《解放スキル》
【ステータスセール】【毒耐性G】【
【疲労耐性G】【麻痺耐性G】【精神耐性G】【気配感知G】
【自然治癒G】【筋力強化G】
《未解放スキル》
【聴力向上】【衝撃耐性】【視力向上】
《オープンセール中:期間限定167時間まで》
【レベルアップステータス2倍増量中】【レベルアップ取得SP2倍増量中】
【取得経験値50%増量中】【スキルランク取得経験値50%増量中】
【スキルアップSP 50%消費半減中】【スキル解放SP 50%消費半減中】
【魔法発現率50%上昇中】【スキル発現率50%上昇中】
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「うん。良い感じだ、そろそろ行くか人里はどっちかな。」
川の音を頼りに森林を抜けて行く、スキルの影響か少し気配を感じる
危なそうな道を避け降って行く、そして森を抜けると。
「街だ!運が良い、今日中に見つければ良い方だと思ってたのに。」
目算でも街と言って良い程栄えている方へと走って行く。
検問はどうしようかと考え頭を回す。この世界の金銭は持っていない。
魔石でどうにか出来るか?まあ行ってみないと分かないかと予測を立てる、
だが街に気をとられ自分を観察している存在がいた事に、俺は気づかなかった。
「キュ〜」
ーーーー物語は加速するーーーー
序章ー平穏の終わりー
はぐれ異世界召喚、特典スキル【ステータスセール】で異世界スローライフを目指す。 @Takenoko315
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