幼馴染が呪いでサキュバスになったので、『必要なこと』だからえっちなことをします

魔術的な呪いや病気などを治療、時にはそうした悪意ある者とも戦う教会のシスターの仕事に従事している少女、フィリノ・アルテール。
彼女には、幼馴染で国を守る騎士となった少女――ルイン・ウェイラスがいた。
道は違えど人の役に立つ仕事に就いた二人であったが、ある日――フィリノの元を訪れたルインから相談を受ける。

「……実は、ボクはサキュバスになってしまったかもしれないんだ」
「……は？」

少女騎士の受けた呪いに対抗するために、提案をしたのは口づけをすることで……？