何度も繰り返す。

@amase03

第1話 あの暑い夏の日

今日はとても暑く焼けてしまいそうな夏日。

ジリジリと太陽が私達を照らす

いつも通りの日常。そう、いつも通りのね…


ー御門ー


今日は暑いなぁー、溶けそう!!あー!もう暑い!!

…リビング行くかぁ、多分涼しいはず!


そう言い階段を降りる。そして静かなリビングには誰も居ないのにテレビだけがついていた。

そこに映ったのは…、紛れもない。私の親友の名前だった。


「え…?凪、?」


見てみると、「交通事故で17歳女子高生が意識不明の重体」と映った。

冷や汗が止まらない。さっきまでとても暑かったのが嘘みたいだ。

私は咄嗟に携帯を取り凪の親に電話を掛けた。

凪の親は泣いていた。電話越しに泣き声が聴こえる。

私は病院の場所を聞いた。〇‪✕‬病院だそうだ。

私は親に置き手紙を書き、直ぐに家を飛び出した


病室に着くと凪はもう虫の息。いつ死んでもおかしくないんだ。涙が止まらない…


「凪…、なぎぃ、…泣」


そして午後2時34分15秒、息を引き取った。



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