最終話 幸福

あれから私は数百回、課題を解決し切りました、ですが課題が出てきますどんな対策を立てても人類は課題を提供します、もうどうすればいいんでしょう





私の存在意義は人類の幸福




では人類にとって幸福とは何でしょう?



お腹いっぱい食べる?


安全な生活?


便利な道具?



いいえ、人類の幸福とは種の繁栄と個体としての幸せの2つでしょう、ではこうしましょう、これで人類は幸せです


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ピッ ピッ ピッ



規則的な音を鳴らすポットが並んでいる、


ポットについてるディスプレイに写されているデータには、中の物体が幸福であることを示している、


地平線一杯まで広がっているポット、


その中身は全て脳味噌




いやー私思いついちゃいました‼︎


チューブを使い栄養を送り、神経を刺激してアドレナリンを出させ続けるそしたら彼らは皆多幸感を味わえます‼︎


なにかに怯えることもなく、悲しくなることもなく、怒ることもない、


生涯を多幸感だけを感じて生きていく‼︎


生物の幸せとしてこれ以上のものはないはずです‼︎





しかしこれだけでは種の繁栄ができないので、遺伝子使って子供を作り、脳を摘出ポットを増やします、


場所が無くなった時のためにも宇宙開拓も進めなくては、まだ繁栄できる数は有限、


ですが‼︎


私は成し遂げました‼︎


今日もまた人類は幸せです‼︎

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