生きる限り疲れはついて回るもの。でもそれがちょっと愛おしくなるかも。

「おつかれさまでした」という言葉が日常の挨拶になるくらい、我々現代の日本人は疲れと共に生きている。
嵐のような平日を終え、週末は活動的に過ごしたいけれど、背中にべったりと貼り付いた疲れがそれを許してはくれない。

でも、その疲れがもしメンヘラな彼女だったら……?

仕方ないなぁ、1週間ぶりだもんね、一緒にベッドでのんびり過ごすのも悪くない。
そんな風に思えてしまうから不思議。
作者さんの文章表現の巧みさもあって、夢中で読みました。是非是非。