島本の本棚
島本 葉
書架:しまもと
主催者:碧月 葉さま の企画
【あなたの書架】を覗いてみたい📙
楽しそうな質問企画があったので参加させていただきます。
①あなたのペンネームを教えてください。
島本 葉(しまもと よう)です。
本名をいい感じにこねくり回したらこんな感じになりました。
作風とか書きぶりが柔らかい印象なので、性別がわかりにくいらしいですが、おじさんです。
②あなたが子どもの頃(小さい頃)、繰り返し読んだ本を教えてください(最大3冊まで)。
・星の瞳のシルエット(柊あおい)
・妖精作戦(笹本祐一)
・夢の果て(北原文野)
思い浮かんだ3冊(というかシリーズですが)がこれなんですが、我ながらなかなかよくわからないラインナップですね。
上から、小学生くらい、中学生の頃、高校のころでしょうか。懐かしいなあ。読みたくなってきたぞ。
私は姉がいるためか「りぼん」「なかよし」で育ちました。「ジャンプ」とかはあまり読んでなかったんですよね。
特に「りぼん」は読者もかなり多い時期で、「250万乙女のバイブル」というキャッチフレーズがついていた星の瞳のシルエットは最も好きな作品でした。たしか連載当初は「200万乙女」だったはず。私は乙女ではなかったけど。恋と友情に揺れる香澄ちゃんの気持ちにドキドキしました。レコードも持ってたなあ。実家にあるかな? すすきを見ると今でも思い出します。
妖精作戦は本当に繰り返し、繰り返し読みました。今だとラノベのような立ち位置になるんですかね?
超能力をもった少女を狙う機関と高校生たちのアクションを描いた作品ですが、最後は宇宙まで行っちゃいますからね。ハチャメチャで面白かった。終わり方が少し想像を超えていて、すごく印象に残った作品なんです。
有川浩さんの「レインツリーの国」でこの作品をモデルにした物語が出てくるので、「あ」と思ったのも記憶に新しい。
夢の果てはウィングスに連載していた漫画で、超能力を持った人たちが「P」と呼ばれて迫害されるんですが、主人公はPであることを隠しながら、捕まえられて殺されていくPたちを助けていくんです。この主人公、スロウくんがとってもいい人で泣けてきます。
このシリーズはKindle の読み放題にあるのでぜひ読んでもらいたいです。
③あなたのリアル本棚(電子書籍も可)にある愛読書を教えてください(最大3冊まで)。
・檸檬(梶井基次郎)
・星虫年代記(岩本隆雄)
・空飛ぶ馬(北村薫)
一番好きな作家と聞かれたら、私はいつも「梶井基次郎」をあげます。
高校生の時に「檸檬」を読んだのがきっかけだったと思いますが、他の作品も大好きで。「泥濘」「城のある町にて」「交尾」「愛撫」など。すこし仄暗い感情を書かせたら一番じゃないかと勝手に思っています。最高。
星虫年代記は、「星虫」というSF作品と、その同じ世界観の物語が収録されている本で、刊行されたときに嬉々として手に入れた覚えがあります。この頃は少しライトなSFとか、コバルト文庫とかを好んで読んでいた記憶がありますね。
空飛ぶ馬を読んでなかったら、小説を書いていなかったかもしれませんね。
北村薫さんが書かれた作品ですが、日常的な出来事の中にちょっとした謎があって、それを鮮やかに円紫さんが解決してくれる。この作品のような文体で書きたくて、大学生の頃は真似していたなあと。
④ あなたがカクヨムで書いている作品を今読んで欲しい順に最大3作品教えてください。
「便りの先に」
https://kakuyomu.jp/works/16817330668005030637
郵便碁を題材にした物語。
囲碁を扱った作品をいくつか書いていますが、その中でも特にお気に入りかな。
「父とのドライブ」
https://kakuyomu.jp/works/16817330659010045350
島本の作品で一番読まれているのがこれかも。
去年の父の日に合わせて書いたものですが、私の作風がよく出ている気がします。
「ルービックキューブはじめました」
https://kakuyomu.jp/works/16818093087181290949
一番最近書いたものです。珍しくエッセイ。
表題の通り、懐かしのルービックキューブを始めたのです。
⑤あなたが書く、読む以外で好きなこと、最近ハマっている事を教えてください(最大3つまで)。
・ルービックキューブ
上にエッセイのURLも載せていますが、最近ハマっているというと今はこれしか出てこないかも。
趣味と聞かれたら「囲碁」「バイオリン」「ボウリング」あたりが出てくるんですが、今はルービックキューブが私の中でブーム来てます。1分を切るのが当面の目標です。
ルービックキューブは昔家にあったのですが、揃えることができなかったと思うんですよね。今はインターネットのおかげで解き方もわかりましたし、上手な人の動画も見れるのでお手本になる。いい時代だ。
いくつになっても、何かを始めるというのは面白いですね。新しい発見に日々わくわくしています。
みなさんも、執筆の息抜きにぜひルービックキューブを。
おわりに
これまでどんな本を読んできたかな、と振り返るのはとても面白かったです。
企画を立ててくださった碧月 葉さま、ありがとうございました。
しばらく読んでいない本がほとんどなので、ここに書けなかったものも含めて、また読みたいなぁと。
電子書籍で買っちゃおうかしら。
その本、私も好きだよという方はぜひお声がけくださいませ。
島本 葉(しまもと よう)
島本の本棚 島本 葉 @shimapon
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