IPとは「アイデアプロローグ」のこと。小説の序盤のみだけで応募できる新人賞のようです。選考は、一次選考、二次選考、最終選考の三段階。
筆者は過去二回応募し、一作目の異世界ファンタジーは二次選考通過、一作目の現代ファンタジーは一次選考通過という結果でした。
一作目はなぜ二次選考を通過できたのか?
筆者自身による作品の考察と賞についての分析が語られています。そうした分析を経て挑んだ二作目は二次選考に進めませんでした。この結果はどうしてなのでしょうか?
私は小説の序盤どころか、シーンの冒頭から書き出すことすら出来ず、後回しにしています。
完成した自分の小説も、序盤を直すべきなのは分かっても、どう直すかまでは見えていない。何か学べることがあるかもしれないと思い、読ませていただきました。
筆者は二作ある本編を「読まなくていい」と書いていますが、読んでみると一作目と二作目の印象が異なります。ジャンルの違いによるものではありません。
二作目を考察した最後に、筆者は
「この考察を読んでくださった方の中で、『いや直すべきはここだろ』とか、『ここはもっとこうしたほうがいいんでない?』など思った方がおられましたら、感想などで教えていただけると助かります」
とおっしゃっています(引用させていただきます)。
考察・分析好きとしては、皆さんの意見が知りたいです。カクヨムならではの「ポジティブ」な意見交換の場となれるよう、レビューさせていただきました。