色狂いの迷い人 ~ 自信も取柄もない男、荒れゆく世界を巡る旅 ~

前触れもなく異世界に行ってしまった男、コバタ。
近くにあった村の少女フィエと出会い、相思相愛となった彼女と婚約するなど順調に見えた異世界生活。
……ある日、老いた吟遊詩人が村を訪れる。その老人はコバタに語った。
『あなた様の恋は、冷めることもなく潰えるでしょう』
『あなた様は、幸せな未来を守るだけの力を持っていない』
『わたくしめに、あなた様が苦しみ戦う【歌】を聴かせて下さいませ』

そして始まる冒険劇。……なぜか次々と現れる内面にクセのある女性たち。
複雑な女性関係や、自らの『色狂いの迷い人』という悪名に頭を悩ませつつも
始まる乱世を生き残り、幸せな世界を維持するために主人公は戦っていきます。

ハーレム物です。
人間関係がネックになりがちの、面倒なハーレムです。
取柄がない奴が何とか頑張…続きを読む