美しい言葉で語られる純文学風SFファンタジー

とある未来都市に住む主人公を中心に、神秘的で壮大な世界が、綺麗な文章で紡がれます。
時の散文のように、時に文学作品のような重みのある言葉で。
物語の世界観を盛り上げます。

物質世界と精神世界を繋ぐ種族、その特殊性ゆえに孤独や不安を感じる主人公。
SFのようでありファンタジーのようであり、まさに総合エンタメの極致だと思います。

不思議な儀式を通じて何が起こるのか、主人公の家族はどうなっていくのか。
やがてくる大きな変化とはなんなのか。

全てがつなっがた時、きっと心になにかが残る物語だと思います。


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