色々と、認識を揺さぶられる作品でした。
ある女性が一人で夜道を歩く。そんな中で背後から『コツコツ』と足音がついてくる。
明らかに不安を煽りたてる状況。
その先で、女性(ギャル)は『ある事実』に気づくことになる。
いやいや! これ、本当に安心できる状況なんですか!?
むしろ、正体わからなくてもっと怖いんじゃ……。
そういうツッコミを入れたくなる感じもあり、更に、それらを全て受け流してしまう『ギャル』という存在の強さ。実は試してみると難しい『コツコツ』の内情(下手すると怪我します)。
読んだ後に様々なイメージが浮かび上がり、ニヤリとさせられる一作でした。