Part2 クラス決定!初モンスター討伐で爆笑の結果にwww

サンタク「サンタクです」


ソウベエ「ソウベエでっす」


トラジ「トラジでーす」


タジマ「タジマと、申しまーす」


サンタク「はい、初期クラス習得に行きましょう」


トラジ「マップ見てたら王都ホルンフローレンの色んなところに初期クラスのギルドがあるね」


タジマ「ちょっと待ってエグいwww絶対迷うwww」


ソウベエ「まあ種類かなり多いもんな」


タジマ「いや道に」


ソウベエ「そっちかい」


サンタク「街の各地にワープポイント的なのあるからどうにかなる」


トラジ「どうする? 一緒に一通り見て回る?」


ソウベエ「ありだなぁ」


サンタク「高校入学してすぐのさ、部活見学思い出すなこれ」


タジマ「なつかしwwww」





○剣士ギルド



剣士GMギルドマスター「ここは剣士ギルド。の筋を鑽する者が集う場所だ。​────ケン、だけにな」


タジマ「これは中身ヒト?」


トラジ「いや、NPCだね」


サンタク「中身人間でこの駄洒落だったらキツい」


ソウベエ「うぉっ! すげえちゃんとションボリしとる!」


タジマ「本当にNPC?」


サンタク「NPCは自律型のAIが搭載されてるらしい」


トラジ「すごいね、未来だ」


ソウベエ「未来やな」


タジマ「未来だわ」


サンタク「次行きますか」





 ​────一通り見て回りました。



サンタク「はい、ということでね、一通り見学してきました」


     「で、各々でクラス習得してから再集合しようということで」


     「俺が最初に集合場所に戻ってきたわけなんですけど」


ソウベエ「へいへいへーい!」


サンタク「おっ、早いね」


ソウベエ「まあドラゴンナイトの初期クラスがこれだったから」


サンタク「槍術士か」


ソウベエ「軽くギルドでスキル使ってみたけどさ、マジでカッケェ」


サンタク「マジか、今できんの?」


ソウベエ「PvPやる?」


サンタク「いや、1v1になるから良いや」


ソウベエ「それが普通やろ本来」


タジマ「ッシャラ​────イ!!!www」


ソウベエ「あっちィ!」


サンタク「へー、街中でも魔法使えんのか」


タジマ「撃てるwww流石にダメージは入らないっぽいけど」


ソウベエ「熱くはあったぞ、火」


タジマ「よう出来とるwww」


サンタク「DPS2人が遠近で物理魔法分かれてんの良さそうだな」


ソウベエ「タジマが魔導士なの意外かも」


タジマ「えっ、そう? なんで?」


サンタク「確かに。斧かと思ってた」


ソウベエ「鍛えとるしな」


タジマ「魔導士ギルドのマスターがエロかったwww」


サン・ソウ「しょうもねぇ」


トラジ「おまたせー」


サンタク「おっ、来た」


トラジ「ちょっと悩んでた」


タジマ「それ何、ヴァイオリン?」


トラジ「うん、弾けるよ」〜♪


ソウベエ「すげえwww」


サンタク「あー、新しく実装された初期クラスだっけか」


トラジ「そう、奏曲士」


サンタク「派生クラスは? ヒーラーだけ?」


トラジ「えっとねー。電奏家がDPSで、エナジーバードがヒーラーかな」


サンタク「んじゃまあエナジーバードか」


トラジ「そうね」


ソウベエ「何語?」


サンタク「ホルンフィア語だろ」


タジマ「どこだよ」


サンタク「ここだろ」


ソウ・タジ「(首を傾げ両手を上に向ける)」


サンタク「エモートみたいなのやめろ」


トラジ「というかサンタクのそれは、何?」


サンタク「ああ、クラス?」


ソウベエ「武器無いんやな」


タジマ「なんかステゴロの奴ら居たくね?」


トラジ「拳闘士こんなんじゃないと思う」


ソウベエ「じゃあ何なんだこれ。タンクなんよな?」


サンタク「裁縫士」


ソウベエ「はぁ?www」


サンタク「ほらこれ、針」


タジマ「ちっちゃwwwwww」


サンタク「うーい」


ソウベエ「いたっ……くはないな」


サンタク「PvPオフだからね」


トラジ「生産職だね」


サンタク「生産職……なんだよね〜」


タジマ「生産職?」


ソウベエ「クラフターってことやろ? ふざけんなwww」


タジマ「戦えんの?wwwww」


サンタク「裁縫士は服が作れる」


トラジ「そう。店売りの装備より強いのが作れるんよねー」


サンタク「オシャレもできるらしい」


トラジ「マジで頼む。オシャレしたいが為に女にしてるから」


ソウベエ「えっ、戦闘職は?」


サンタク「生産職も結構種類あってさ。任せてほしい、全部やるから」


タジマ「どんなんがあるん?」


サンタク「まあ色々あるよ。タジマとトラジ用の法衣ローブは裁縫士が作れる」


     「ソウベエの槍は鍛冶士なんかな? それもやるよ」


ソウベエ「戦えよwwwダンジョン4人フルパよな?www」


タジマ「人に色々言う前にまずは自分が努力した方が良いよ、社会人として」


サンタク「ガチでそう」


ソウベエ「うるせえwwwえっ、マジで戦闘職習得してない訳ではねえよな?」


サンタク「まさか。ちょっと待ってな……」


ソウベエ「うおっ、なんか身体が光っとるwww」


サンタク「はい」


タジマ「何これ?」


サンタク「料理士」


トラジ「フライパン持ってるもんね」


ソウベエ「おいwww」


サンタク「はい、これね。剣士」


ソウベエ「ちゃんとあるんかい」


サンタク「当たり前だろ何言ってんだ……」


タジマ「こわ……」





○ホルン草原



サンタク「はい、マップに出ました」


タジマ「やばwwwモンスター居るwwwww」


トラジ「初戦闘だねー」


ソウベエ「うおぉおお! やろうぜやろうぜ!!!」


サンタク「えーっとMMOの戦闘の基本ね」


     「タンクがヘイト集めてDPSが殴る、ヒーラーは頑張る」


タジマ「じゃあ俺とソウベエで勝負しよ。倒した数で」


ソウベエ「やるか」


サンタク「…………」


ソウベエ「もう攻撃して良い?」


サンタク「…………ん?」


ソウベエ「攻撃して良い?」


サンタク「ああ、待って。俺が何匹か集めてくるわ」


ソウベエ「任せた」


トラジ「…………1、2、3、4……7匹かな」


サンタク「よっしゃやれソウベエ!」


ソウベエ「任せろ! うぉおおおぉおおおぉおおお!!!」


タジマ「……トラジ、チャット見た?」


トラジ「サンタクからの? 見た見た」


タジマ「これどうなるん?」


サンタク「……っしゃ、ヘイト集めるスキルオフにしてきた」


トラジ「おかえりー。……ああなる」


タジマ「ソウベエめっちゃ囲まれとるwwwww」


トラジ「タンクが居なくなったからね」


サンタク「殴ってるソウベエに7匹全部のヘイトが向いてああなる」


ソウベエ「おぉぉぉぉおいっ!!! タンクはおい! 4ぬ4ぬ4ぬ!!!」


サンタク「頑張れ……っ!」


タジマ「負けんなっておいソウベエ!」


トラジ「ちなみにヒールは追いつきませんでした」


ソウベエ「死ぬぅわぁああぁああぁああぁああぁああ!!!」


トラジ「断末魔wwwwww」


サンタク「死んだ、ソウベエが……」


タジマ「許せんわ、あのモンスター達倒そうぜ」


サンタク「任せろ​────!」


トラジ「ソウベエの仇!」





○王都・ホルンフローレン メインストリート



ソウベエ「言い訳はありますか?」


タジマ「お前こそ負けた理由反省した?」


サンタク「タンクがヘイト引けてない時に戦うなよ」


トラジ「これだから素人はさぁ……」


ソウベエ「エグいエグいエグいエグいwww」


トラジ「まあ討伐数勝負は普通にタジマの勝ちだったねー」


サンタク「嘘っ、ウチの槍術士弱すぎ……?」


ソウベエ「でも事前に所持金全部取られてたおかげでデスペナで何も失わんかったわ」


タジマ「良かったな!」


サンタク「俺らに感謝した方がいいよ」


ソウベエ「ありがとう」


トラジ「何でだよ」



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【実況プレイ】高校時代の同級生4人でVRMMOをやってみる。【The Knights Ⅻ Online】 雅ルミ @miyabeee-rumi

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