第2話 50の法則

出会いが欲しかったら、50人と会えば良い。


私の経験則。


若い頃、営業で電話帳の頭から電話掛けをしていくのとかやってました。(昔は許された)


大体はガチャ切りですが、そういうのにも慣れてくるから人間は不思議。


そして、確率的に50人に1人はタイミングがバッチリで好意的に話を聞いてくれる。



そんなこともあったので、婚活もそうしました。


彼氏と別れる決意をしてから、自問自答をする。


「お前は本当に結婚がしたいのか。適齢期のオスがいないところでなんぼ結婚したいと願っても、本体がなければ結婚できないのよ……」


ええ、結婚はご縁が大事だから、私の意思だけでどうにかなるものではない。


望むなら本気を出さなくては。


こうして”人生の最優先に婚活を置いた半年”を計画したのです。(残り半年は受験生優先。真面目!)



とりあえず、広報から。


結婚したいので良い人を紹介してください、と言いまくる。


そして同様に婚活したがっている人を巻き込む。


すると「会ってみない?」と声がかかるので、飲み会を設定する。


幹事と仲良くなって、少しずつ人を入れ替えて関係を広げていく。


街コンに行き、女子と連絡先を交換して女子の輪も広げていく。


幸いにも「合コンマスター」みたいな人(既婚女子)がいて、「良い人が悪い人かわからないけど、紹介する」というスタンスで出会いそのものには困らなかった。


結果的に、飲んで話せた男性の数はのべ50人。



ここからが私らしいのですが「絶対評価表」を作る。


「私が結婚したい男性はどんな男性であるか」の項目を起こす。



話してみて……

生活を想像して……

人生の伴侶として……



できた……!!


これが私の結婚相手像!!



……いないなこんな人www


いや、合格点自体は低いのだが、「項目が多い」。


あいわかった。


こんな人はいないので、少しでもこれに近い人を見つけたらその人にしよう!!


と思ってたら、そんなイメージ像に近い人が現れました。


ここで手を打とう!と、決めたのが今の旦那です(*ノˊᗜˋ*)ノワーイ


今日は水筒のパッキンつけ忘れて、旦那のリュックをびしょびしょにしましたけどね!てへぺろ(・ω<)☆



そういうわけで、量をこなしながら質をあげていくのが学習であり、成果につながる努力と言えるのではないでしょうか、言えると思います。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

これはエッセイなの? 千織 @katokaikou

★で称える

この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。

フォローしてこの作品の続きを読もう

この小説のおすすめレビューを見る

この小説のタグ