ゾッとするだけじゃない。切ない心理描写が堪らない、至極の傑作!


最新話が14話でしたので、その時点までのレビューとなります。

まず、あらすじには隼人が主人公っぽく書かれていますが、今作の物語の主軸となっているのは、憂喜という別の男の子です。

霊が見えるという特異体質ながら、穏便にあまり霊に干渉しない様に暮らしていましたが、少女の霊との出会いから、急速に物語がホラーな展開に。

少女がこちらを見ていると、気付いた時の禍々しさ。その場に自分も居合わせている様な、ゾッとした感覚を味わえました。

最新話のらへん、畦道で追体験をしている時の心理描写も繊細で、ものすごく切なくなりました。

推しは今の所、一番共感できる憂喜ですが、隼人のこれからの活躍にも期待出来そうです!



私は普段、遅読でして……。カクヨムで何作品も読んできたし、たくさんレビューも書いてきたつもりですが、こんなに一気に最新話まで読めたのは初めてでした。

面白かったです!!

胸を張って、皆様にオススメします!

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