道に迷った外国美少女を助けた翌日、その子が転校してきたのだが、どうやら彼女は殺し屋界隈で有名らしい。

私は元殺し屋である。
小さい頃に親を殺され、一人ぼっちになった私はとある施設に引き取られた。

その施設は裏社会の養成所のようなもので、そこでは優秀な殺し屋を育てていた。

そんな中、平凡だったはずの私は殺しの才能があったらしく、メキメキと実力を伸ばしていった。
16歳になる頃には殺した人数は1000人を越しており、すっかり裏の人間に染まり切ってしまっていたのだが、そのタイミングでその施設の悪行がバレ、施設の大人たちは全員捕まった。

その瞬間、私は1人その施設のお金を持ち去り、海外に飛んだ。
昔から憧れていたあの国へ...。
そう、日本へ。

そうして、身分を隠して私はただの女子高生として青春を謳歌しようと思っていたのだが...。

「大丈夫...ですか？」

私はそこで恋に落ちた。