伏線、それは

  

「キミがーみたひかりー♪」


 ハイ、今日も出オチでサーセン!


 ☆☆☆


 皆様、こんばんちわ。

 キミサガでお馴染みの皆様、いつもお世話になっております。

 芋つき蛮族です。


 今日のぽやんと頭に浮かんできたのは「伏線」について。

 張ります。


 ☆☆☆

 

 伏線。

 あらためて調べてみると色々出てきますなあ、コレも。


 物語作成上の技術の一つで、先々起こる内容を因果関係である「線」を「伏せて」事前に記述していく技法。


 ちなみにミスリードを誘う伏線は「レッドへリング」、燻製ニシンの虚偽と呼ばれるらしい。

 どうやら臭いのきついニシンの燻製を使って、猟犬の鼻を鍛えて本当に追うべき獲物を追跡できるようにする、的な意味合いの模様。

 実際にはこういった訓練法は存在せず、用語としてのみ存在しているようだ。


 まーたまにあるよね、あからさまな伏線ぽいのが、「実は引っかけでしたー、残念!」みたいなのは。

 私はどちらかというと読み手を引っかけるというより、作中の人物を惑わす的なヤツの方が好みだけど。

 そういうのを利用して主人公が活躍したりね。

 

 書いてて思ったけど、いわゆるフラグってヤツはこの伏線の対極にあるかな。

 登場人物的にはフラグ的な行動、出来事が起こってもそこからの展開を予測し難い感じでありながら、読み手側はしっかりと先の展開を期待出来る、みたいな。

 

 フラグクラッシャー的な面白さは、想像の外を行くって意味では逆に伏線に近い効果になるけど、それこそこれはミスリードに近い。


 よく「予想は裏切っても期待は裏切るな」というけど、これらの技法はそういった部分に根差して発展、進歩していった側面もあるのだろう。


 まずは「伏線」やそれに近しいテクニックについては、こんな感じか。


 ☆☆☆


 実際のところね。

 この伏線って芋つき蛮族くん的には、かなり楽しい要素でありつつも、超難物、というイメージ。


 いやホント、楽しいんだよね。

 作者的には答えがしっかりあって、それを如何に話を盛り上げるため、面白くするために分散配置するか。

 それ自体が書く上での楽しみの、かなりの割合を占めていると思う。


 設定を惜しみなくバンバン叩きつけて派手に推しまくっていくのが、正面突破の短期決戦戦術だとすれば。


 逆に設定を随所に散りばめて、標的を目標に向かってじわじわと誘導していき、最終的に一撃でズバッと仕留める、戦略的強襲。

 これが伏線を活かした戦い方ということになるだろう。


 もちろん、この両方を起承転結の動きとして運用していくのが理想。


 でも実際のとこキミサガにいただいているコメントを見させてもらった感じでは、私の書き方は後者に偏り過ぎてバランスくっそ悪いんだな、ってのを最近めちゃくちゃ感じていますw


 正に、言うは易く行うは難し。

 四章あたりは逆に一気に設定だしすぎてる感は否めないしなぁ。

 ここらは改稿で調整していこう。

 

 というか、いつもコメント本当にありがとうございます!

 これホントしっかり読んでもらってるなぁ、という内容を見るたびに、貴重な時間を割いてくださっていることを実感して、感無量ですよ私は(´;ω;`)ブワッ…


 アカン、いつの間にかキミサガ感謝コーナーになってしもうた。

 当然ながらエッセイへのコメントもめっちゃ嬉しい。


 キミサガでは作者としてコメント返しする以上、どうしても先の楽しみを壊すようなネタバレコメを避けて匂わせみたいな真似になりがち。

 なんて言いつつ、それを楽しんでいる自分もいるわけですが。


 でもエッセイへのコメントに対しては、ぶっちゃけほぼ素の自分でお返しさせてもらってるので、自由な感じが半端ない。

 以前友人にキミサガの主人公フラムは作者まんまと言われていたのに、このエッセイ読んでもらってからは一言もそんなことを言わなくなったし。

 それはそれでどうなんだよ、キミはw


 まあその友人には、ついつい伏線の存在やネタばらしを聞いてもらいがちなので、まったく頭があがらないんだけどね。

 いつもありがとうございます!

 そんな友人もいま風邪ひいていて大変。


 皆も季節も変わり目なので気を付けてね!

 というわけで、そろそろ本日の無軌道エッセイについて私的まとめをば。 


 ☆☆☆

 

 伏線は話の盛り上げや、設定の詰め込み過ぎを回避する上でも重要。

 書く上でも楽しみ、先々続けていくモチベにもなる。


 でもやり過ぎると話の勢いを欠いてしまったり、読み手にいつまでもモヤモヤを抱えさせることになりかねない。

 

 伏線は仕込みつつ、短いスパンで開示してスッキリさせていくものと、長期的に話の本筋に絡む大きなものも配置していく。

 間違っても、この話は伏線に気付いていないとダメ、理解していないと楽しめない、なんて代物にしてしまわないように心がける。


 そしてなにより危険なのが、あまりやり過ぎると自分で仕込んだ伏線を忘れてしまう可能性があることなので、ガチで気を付けていくw

 

 こんなところかな!


 ☆☆☆


 本日のポイントは以下の通り


「伏線張るなら楽しさに負けて自己満足にならないよう、しっかりと定めていく」

 

 以上が芋つき蛮族にとっての心掛けでした。

 読み手とのふれあいの心が大事ってことですね(棒


 本日も貴重なお時間をさいてお読みいただき、ありがとうございました。


『ちょっとクスッときたり、今回は良かったなと思って下さった方へ』

 キミサガ共々、☆評価・応援よろしくお願いします!


 それでは皆さん、サヨナラ、サヨナラ!



 こちらは自作品の宣伝です! ☆がほしー! いやホントまじでw


『君を探して 白羽根の聖女と封じの炎』

 https://kakuyomu.jp/works/16818093085888298321

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