第12話 ダンジョンとは

 ―ダンジョンに多くの犠牲者が出る。

 街は、号外がでる程にパニックになっていた。

 多くの冒険者はダンジョンの栄養となり、ギルドが調査に入る形となった。生体が変わるダンジョンの中では、何も変化がなく普通であると判断されていた。

 ちゃんと捜査をしてくれという声。現代社会で言うところの労基である。

 俺のビジネスは失敗に終わった、これからやっていくのは難しい。ざまあというやつだろう。しかし、多くの富を手にした。これでしばらくは安泰だ。だが、ダンジョンは変化していた。より栄養を求めて、魔物が次々に生まれている。

 玉座の間で俺はダンジョンマップを開いて、二人に説明をする。


「ここからでるな、いいな、俺が片付けてくる」


「う、うん、わかったけど、大丈夫なの?」


「分かりました」


 俺はダンジョンから生まれてくる。モンスターを討伐するため、いいや、ダンジョンの飢えを抑えるために、討伐をソロでやることにした。処理はダンジョンがやるだろう。自分で作り出した獲物を喰らうがいい。



 俺は、走り出した。鞘から剣を引き抜く。

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最強を目指して迷宮に挑んだら、最下層の主に!美少女を救ったらハーレムが待っていた!? @とむ @miwaka_sai

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