第2話 出逢い
当時の僕は人にあまり興味を持つ
タイプではなく、サッカー馬鹿で
恋愛はあまり関心がなかった。
頭の中はサッカーのことばかり。
ある授業中、教科書を家に忘れ
授業も聞いてもよくわかんないし
いいやと思い、ぼーっと黒板を
眺めていたら、横の席から
「よかったら教科書見せようか?」
とじーっと顔を見られながら
話しかけてきた。
僕はなぜか小っ恥ずかしくなり
「いや、迷惑だし大丈夫だよ。」
と断った。
優しくしてもらったのに断ったのは
申し訳なかったのだが
クラスで上位を争う頭の良さだったので
俺なんかが邪魔したときにゃ
どーなるかと内心思っていたような気がする。
彼女は頭も良く、クラスの男子も
8割ぐらい可愛いと言ってた気がする。
他クラスからも可愛いと
多少人気であった。
クラス移動の授業でも
「おれ話したいから言ってくる!!」
とクラスに1人はいるお調子者。
あとサッカー部で同じの仲良い奴も
好きなタイプだったのだろう。
シャイながらついていって
ワンチャン狙いにいっている。
その二人がいなくなったら
喋る友達もいなくなるので自然と
僕もついていく羽目に。。
けどなんでか本当によく
わからなかったのだが、
自然と目で追うようになっていた。
クラスの男友達4人ぐらいで
学校から帰宅しているとき
カミングアウト大会
みたいなものが始まり
気分が高まり僕もカミングアウト?
する気なかったのだが
「俺、Kさんのこと好き」
とカミングアウトし
高校生ノリだったのかそこで
電話して告白することに
自分でもなぜそこで電話して
告白出来たのかその勇気.理性は
今思えば理解不能。笑
「俺と付き合ってくれませんか」
「私で良ければよろしくお願いします」
17年前のことだが目をつぶれば
脳裏にふわっと思い出せる。
ここから僕と君の恋がふわっと
始まりました。
高校恋愛 @yusei122422
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