第7話 後世 昭和 とは?



 それは、ありえない展開だった。令和の情報が次々と更新されていた。昭和の歴史が動いている?しかも、僕なしに?‥‥‥‥何が起こっているのかすぐに察しが付いた。



想定されるのはただ一つ。後世世界は「後世日本」だけでは動いていなかったという事だ。つまり、現世後世日本も過去をさらに塗り替えていると云えた。その証拠もあった。常に錯綜する情報・・・様々な媒体で確認した。ネット、口コミ、報道、新聞どれもこれもどちらも作用している事が確かであった。



  令和 6年 10月 31日 ついに。。。


そう、令和の怪物号「戦略原潜 金剛」がついに進水した。しかし、「本国情報ではどうだ?」それは最も超越するような兵器が就役していたのである。「アメリカ」然り「韓国」然りであった。



昭和の歴史を調べるとそこには常に揺らぐ世界があった。盤石に見えていた世界がそうではなかったとまたもや腹痛に襲われる杉田





   昭和 16年 1月 5日



襲い掛かる米軍機をしのいだ昭和15年、このころからは全国早期対空警報システムや自動警戒管制システム(JADGE)が配備され始めていた。


「ほーう、3対8で我が方が勝利ですか いいっすね」


この人も 「転生者」 である。よく聞くとみんな腹痛で転生を繰り返せるのだとか‥‥なんと言えばいいのか お手軽 とも すこし・・・という話はあるのだがまぁ、一応に「ミリタリーマニア」だけあってロスする機体も少なく成っているのは防空システムが稼働し始めており 「日本版 アイアンドーム」が 成功裏に実に正確に稼働している。これは爆撃機や戦闘機をバカスカ落とし始めていた。



「なんと杉田・・・・お前も転生者だったのか」


なんということか うちの前社長である。この人材‥‥ある意味、考え方によっては「実践力」すぎる。もともとネオ日本ではなく「旧日本」の技術者たちが転生しているのだ。これは何よりも凄く心強い。



この頃になると米軍の小笠原諸島上陸? がささやかれ始めていた。フィリピンでは地上戦闘が散発的に起きていた。フィリピン・台湾・朝鮮半島情勢、インドシナ半島、インドネシア、ボルネオ島方面でも各支隊や連隊を「指導要員」として派遣し情勢を加味していた。しかし、さらに増強された127個師団の日本に対し、他国はその勢いに「多少」飲まれている感はあったのだが諸国みな『強国化』しているため簡単にはいかない。特に朝鮮半島は非常に強力な軍事改革を実行しており、「中華民国」「中華共和国」ともに増派し百個師団近くまで造兵しており、日本帝国もうかうかしている場合ではなかった。


そして、「アメリカ合衆国」の動きである。その、工業力、「国民性」は非常に強固な国家体制を築いており、300個師団、艦艇1000隻という強力な体制を敷いていたのだ。








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歴史探求 海軍飛行隊と現代艦船 ハイド博士 @mazuki64

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