あとがき

 読んでいただきありがとうございます。葉桜真琴と申します。

 少しでも面白かった、高見沢さんが可愛かったと思った方はぜひ♡、星をもらえると泣いて喜びます。


 祠壊し文学という面白い催し物があると聞いて30分でプロット書いて突貫で仕上げました。

 元々数日前に山に死体を埋めに行く百合概念を目にしていていいなぁ、と思っていたところに、祠壊し文学の催しを見て、妙にフォーマットにハマるプロットが思いついたのでパッションのままに書きました。

 主人公の夏目或人くんは死体埋め百合の当て馬だったんです。

 雛森さんは同性の親友への激重感情を持った、一見優等生の悪女として設定しました。彼女が「ホントだよ?」と言っていたシーンを改めて見ていただけると、最悪さが分かっていただけるかと思います。

 高見沢咲綾。序盤、後半のこの娘を書くのが楽しくて楽しくて仕方がなかったです。若さのエネルギー、パッションのままに特大の歪んだラヴをぶつけてくる少女。それを受け止めきれず、ただ逃げるしかない少年。素敵だ……。愛はドロドロしていて、侵襲的であってほしい。美少女のならなおさら。ギャル系の女の子を書くのも初めてでとても新鮮でした。本当にありがとう。


 数年ぶりに短編小説を書いたのですが、これまで書いてきたヒロインの中でトップクラスに可愛いと思えるヒロインを書けたので主催の秋犬様には感謝してもしきれません。ありがとうございます。


 見ていてよかった。ショーシャンクの空に、ホラーSCP解説動画、ひぐらしのなく頃に。全部混ぜたらいい感じの祠壊し文学が仕上がると思ったのですがケミカルXだけでなくY、Zも混入していた気がします。

 小説を脱稿した日に、その昂揚感、アドレナリンがキマった状態で飲む酒は最高だったのでまた何か思いついたら書きたいと思います。

 またどこかのタイミングでお会いしましょう。

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塞がれた村と彼女の事情 葉桜真琴 @haza_9ra

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