主人公は『シュライン・デストロイヤー』って時点で大当たりを確信します。冤罪をかけられ断罪から始まる本作。もう初めから皮肉と面白さが溢れ出しています。クソ王子とクソ女には突然天誅が降るわけですが……この二人何してんねん!というツッコミと主人公のあまりの不憫さがちょうどいい塩梅なんです。重くなりそうな展開なのに全体的に軽快なノリが保たれているおかげでサクッと読めます。いや、キャラが濃い!!お父様も出てきますが、ほんとツッコミどころ満載過ぎて……センスとノリが振り切っている一作!あなたもスカッと笑いながら読んでみませんか?
このレビューは小説のネタバレを含みます。全文を読む(548文字)
もっと見る