死にたい主人公の心情、変化が美しい最高の小説

最後まで読ませていただきました。

まず、死にたい主人公の過去、そして心情、現在のストーリー進行、これらの配分、書き方がいいです。
違和感なくスッと入り込むことができて、会話シーンなどもごちゃごちゃしすぎていません。

そして変化です。これがすごい。起こる出来事から段々と主人公が影響され、しかし根本の「自殺願望」だけはひっくり返せていなかったんですが。
この物語はハッピーエンドなんです。はい。

序盤の伏線を後半で回収するのもうまく、伏線を張れない私からしたら尊敬しかない。

本当に、この最高な作品を最後まで読むことができてよかったです。
ありがとうございました!