女王誕生

第29話

演説の日。ジャスミンはとても緊張していた。だが、カスミやセナたちがいる。しっかりしなくては。

そして、壇上に立った。始めは国民たちは「?」みたいな顔をしていたが、例の小説のモデルだと気づき、おぉー!!となった。そしてジャスミンは女王らしく、こう言った。

「皆さん、お集まり頂いてありがとうございます。私は何も知りません。でも、出来ることはあります。出来なければ、お教えてくれたら有難いです。」と、ただそれだけ言った。

謙虚な姿勢のジャスミンにみんなは心を打たれた。どこからともなく拍手が舞った。それを聞き、ジャスミンは

「ありがとうございます。皆さんの国王になれて幸せです」と答え、例をした。

そして、ジャスミンは女王と認められ、今はベンジャミンにお茶を煎れながら、職務をこなしている。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

強引二代親子と翻弄される人々 @mamoru_n

★で称える

この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。

カクヨムを、もっと楽しもう

この小説のおすすめレビューを見る

この小説のタグ