あっけない日々

疲労

　今まで書き終えた文章をながめていく。

　その時にどのようなことが起きてなぜ書けたか？を知り、またあらたな作品(映画・ドラマ・アニメ・まんが・舞台・スポーツ…はちょっと違うかもしれませんがふくめて)たちと出会って刺激（しげき）にするため。

　ちまたにあふれている誰がなんのためにどこを目指しているか分からない「幸せ」「努力」「本質（ほんしつ）」から逃げて降りるため。

　いや、逃げつづけたりやってもやらなくてもいいでは負け癖（ぐせ）がつくのかもしれない。

　かといって我慢（がまん）でもない。

　最近何が好きだったのかどうかも分からないのだ。

　なぜなら

「全ての人間は強いものの行動や成功にあこがれすぎてその道を歩かされているから生きづらい」

と実感することがある。

　根拠（こんきょ）は自分の体験談になりますが、今いる場所からはなれたいのにできないことを考えてしまってできていることから目を背（そむ）けがちになっている状態になっている可能性から。

　未来の人間関係への不安ではなく、資金や引越（ひっこ）し先に転職と新しい場所で過ごすにもハードルは高い。

　誰かに相談しても乗り越えた人たちのアドバイスは傷ついてしまう。

　引越しはしたいが終（つい）の住処（すみか）へ移住（いじゅう）するのはまだ調査が足らなすぎる。

　ゆくゆくはかつて自分や仲間をこけおろしたふるさとを捨てて、新しい場所で静かに暮らしたい。

　でも壁は高い。

　そこでまたいつもの生活を送るのもつらくなっている。

　ストレスはたかまり、近場の人間とすれ違うと首元の血管がふくらみ、腹がいたくなる。

　いま自分がやっているのはリハビリ。

　新しい場所へ体力がない状態でどのようにできている事を発展（はってん）させるか。

　比較から得られる輪郭（りんかく）の中で明日のために今日もがく。