創作者向けミシュランというべき個人に吟味された古典コレクション

 すでに一部は入手困難なものもある。
 けれど日本の図書館制度はいまだに大方のところをフォローしてくれる。

 そろそろ一部の自治体で色々な理由で破綻しているところもあるけれど、ともかく図書館に行けば、まだだいたい大丈夫なはず。

 ぼくら創作者が真に恐るべきは文明文化プロトコルの連続性を失うことだ。
 プロトコルの継承に古典の存在は一定の敬意を払う必要がある。
 そのうえでこういうインデックス的な小品は本当に重要な意味を持つ。

 案内標識と同じだから創作論と同じで乱立されても困るけれど、適度に品位があるものは本当に助かる。
 そういう意味で大変にありがたい。