短編小説集

ひいらぎ

夢のまた夢の中

叶わぬ夢 ①

嗚呼。

なんて長いのだろう。待っても、待っても、まだ終わらない。もう終わりにしてしまいたい。

それに比べて君は...羨ましいくらいだね。でも、君にとっては僕が羨ましいんだろう?どうやら君とは一生分かり合えないみたいだ。

でもね、まだ僕は終わりにしてはならない。だって君みたいな人がいるんだもの。君みたいに僕を「羨ましい」と言う人がいるんだもの。


もっともっと先の幸せな未来を叶えるために。

いっそ過去のことなど忘れて。

君の思いまで一緒に。

遠く遠くの『希望』を見よう。

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短編小説集 ひいらぎ @hiiragi_tihuyu

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