第2話
タシュリー:「他の残り物探すか〜」
そういい、ガスマクスをピシアに渡し、自分もつける
ピシア:「…ふと思ったんだけどさ」
ガスマスクをつけながら突然質問を飛ばすピシア
タシュリー:「どうした?」
ピシア:「俺達普通に残り物探して、解剖して、自分の欲を
満たすかのようにしてるけどさ…
なんで出来てんだ?」
タシュリー:「…どうした?賢◯タイムか?」
ピシア:「いやあんたはこんな環境になる前から
生きてたんだろ?だから聞いてみようかと思って」
タシュリー:「そういやそうだったな〜…でも話すと長いぞ」
ピシア:「探しながらでいいでしょ」
タシュリー:「なんでこうなったか
現実世界のあなたたちの方で言うと、約3000年前、2010年から2045年にかけて地球が破滅するほどの自然災害があった。
その災害から年々、人口、動物が絶滅していき、2047年頃にはもう人が手で数えるほどしかいなく、最後に残ったのが
タシュリーだった。
だが、タシュリー自身、なんで生きているのか、どんな災害があったのかなど、過去に関することは全て忘れていて、唯一
覚えていたのが今、解剖で娯楽が出来ている要因の1つ、
『この世界の空気、海水には何かしらのウイルスがある』
タシュリー:「それで俺達はこうやって、なにかしら持病を持ってる残り物が見つかるって訳」
ピシア:(ほとんど覚えてね)
タシュリー:「まっ正直その記憶を思い出すために解剖してるのかもな」
ピシア:「へ、へぇ〜」
タシュリー:「…お前ちゃんと聞いてたか?」
ピシア:「!そ!そりゃもちのろんで!」
タシュリー:「お前わかりやすいな〜」
タシュリー:「しょうがねぇ、解剖しながらまた教えるわ」
ピシア:「なんで海水とかにウイルスがあるんだろうね!!!」
話を絶対にさせないかのように話すピシア
タシュリー:「う〜ん…まぁ時代が変わったんだ」
ピシア:「そっか!」
タシュリー:「さっ、ささっと帰って解剖するぞ〜」
ピシア:「なにがでるんだろうね〜^^」
この世界の謎は、空気、海水に触ったり、吸ったりすると
絶対に腫瘍や、肺炎など、身体に関わる病気になること。
虫や動物などの生物が出ない。
ここらへんが気になる謎だろう。
Human Anatomy かんかん @kannkan
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