Human Anatomy

かんかん

第1話

ガサコソ…

?:「あったぞ〜」

?:「お!今回はどこのコレクションになんのかな〜」

?:「もうコレクションとして見てんのかよタシュリー…」

タシュリー:「いいだろ別にぃ…俺のやり方でやらしてもらう!そう言うピシアこそ、残り物のこと

餌として見てるだろ!」

ピシア:「餌じゃない!おかずだ!!」

タシュリー:「…まぁいい、アジトに帰るぞ」

ピシア:「は〜いよっ」

この世界の人口…いや生物イキモノは、あなた達のいる現実世界チキュウの1割以下しか残っていない。

だが、その『残り物』は数えきれないほどある。

それを探しているのが彼ら2人…

探してどうするかって?こうするのさ…

タシュリー:「さてと『解剖』しますか〜」

ピシア:「いらなかったらくれよ〜」

タシュリー:「わかってるって」

聞き飽きた言葉を聞き少し呆れた表情で

ナイフを取り出すタシュリー

タシュリー:「おぉこいつ死んでから15年経ってるぞ」

ピシア:「15年⁉︎にしては綺麗だなぁ…」

タシュリー:「死因はなにかな〜」

そんな会話をしながら慣れた手つきで

上半身を解剖するタシュリー

タシュリー:「お、リンパ節が腫れてる」

ピシア:「お前が探してる陰◯がんの腫れるとこじゃねぇか。でも顔立ち的におんn」

少し怒った表情でピシアを叩く

タシュリー:「顔で決めないと言ったろ」

ピシア:「はひ…すひまへん…」

しゅる、ヒラヒラとズボンを脱がす

タシュリー:「女じゃった…」

それを聞いて嬉しそうに飛び上がるピシア

ピシア:「まじ!?!?」

タシュリー:「おい待て、死因を調べてからだ」

ピシア:「ちぇっ…」

と残念そうな表情を浮かべてブファっと思いっきりソファに座るピシア

ピシア:「結構いい顔立ちしてんのによ…」

タシュリー:「お前サイテーだな…」

そう言いながらグチャぐちょっと肺付近を見るタシュリー

タシュリー:「肺がんかい…」

ピシア:「なかなか見つからねぇ〜よ」

とタシュリーの肩を叩くピシア

タシュリー:「泣」

と好きなように残り物を『解剖』して、自分の欲を満たす、

それがこいつらの『娯楽』だ

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