第三話 世界の仕組み

 アーサーがどんな奴か?そーだな……金髪で前髪が眉元まであって……まぁ、しゃべり方は俺に似てるな。明るめで良い奴ってサイラスは言ってたな。あ、こっから先は登場人物とか用語とか増えてくぞ。こいつの想像力が計り知れねぇよな。そういえばこいつは、夢の中で寝てるのか。どんだけ寝るの好きなんだろうな。この夢の中でまた夢を見てたりしてな。そういう奴だよ、サイラスは。にしても急展開だよな。いきなり爆撃とか。でも戦争ってこんなものかもな。いきなり起きて、いきなり全部が変わる。俺は体験したことないけど、どんだけ怖いことかは想像出来る。いや、想像以上かもな。どうだ?お前は想像できるか?日常が何度も何度も、予測出来ることなく変わる事が。


 第三話 世界の仕組み


 11月22日

 アーサーが乗ってきた簡素な馬車に乗って森を超えている最中に、日付が変わったらしい。アーサーの付けている腕時計が12時を回っていた。馬車の荷台には俺とアーサー、それからもう1人、日本人の女が乗っていた。名前はナカスミミコトと言うらしい。髪は肩まで伸びた黒髪で、目の色と同じだ。

「あ、やっぱりいましたね。ぺーラ人」

「そいつ、今日から俺たちの仲間だぜ」

 俺が荷台に乗るなり、アーサーはミコトに言った。

「本当?人手不足だったから助かるよー!君、名前は?」

 ミコトは手を前に差し出しながら聞いてきた。

「サイラスエヴァンズだ」

 俺はその手を握った。

「エヴァンズ君か。よろしくね」

 ミコトは笑顔でそう言った。

「仲間になるってことは……仕事内容は聞いた?」

「仕事?」

 俺は聞き返した。

「そのことはなんも言ってねーぞ」

「じゃあ説明が必要だね」

 馬車が森を駆け抜ける間、俺はミコトとアーサーから、これからについてのことを聞いた。

「今から行く国のことは知ってるよね。外からはペラズポーラって言われてるところ。そこでは、政治の仕組みとして二院制が使われてるの。上院と下院って言ってる。今その議会を作ってるのは、与党のホイッグ党と、野党の民進党、労働党と、私達トーリ党。ここまで分かった?」

「……お前たち国会議員なのか?」

「正確に言うと、私とカーライルさんは議員じゃない。でも、トーリ党に所属して、法案の作成とか与党の不正監視とか……まぁいろいろしてる。それでね、問題は今の与党が企んでる侵略政策。ホイッグ党はさっきみたいに隣の国を攻撃して、領土を広げるつもりなの。当然私たち野党は反対した。でもある時、ホイッグ党が一つの増税法案を出してきた」

 ミコトがそう言うと、アーサーは荷台に置いてあった一つの紙の束を俺に渡し、説明した。

「そいつは簡単に言えば、武器を製造するための増税案だ。さすがにホイッグ党だけで資金は賄えないからな。もちろん、これにも俺たちは反対した。そこで俺ら野党側は、国民投票で決めようってことにした。増税するかどうか、今いる一万五千人の意見を聴くのと、反論準備の時間稼ぎのためだ」

 アーサーは腕を前で組んで、呆れたように言った。

「選挙の結果はつい昨日出た。過半数が増税に賛成。どうやら国民は戦争が大好きみたいだな」

 アーサーは吐き捨てるように言った。

「でもね、もしかしたらその選挙、不正があったのかもしれないんだよ」

 ミコトは少し声を抑えていった。

「どういうことだ?」

「中立新聞社の報道で、賛成の投票をした人の中からホイッグ党から金を受け取ったって証言する人が出てきた。詳しい金額とか誰が言ったかとかはプライバシーの保護でわからないけど……でも、これが本当なら、選挙は無効になる。だから私たちは、不正の証拠を探してもう一回選挙を行わせる。簡単そうでしょ?」

「……簡単なのか?」

 ミコトの説明が終わったところで、馬車は森を抜けた。奥の方には、建物の影が黒いシルエットで見えた。

「街が見えてきたな」

 建物は、さっきまでいた街の二倍も三倍も高い。確実に文明が発達している。

 馬車は街に入る手前の牧場で降りた。そこからは徒歩で目的地に向かった。

「なぁ、今からどこ行くんだ?」

 俺は前を歩く2人に聞いた。

「とりあえず、今日のところは仕事終了。明日ドルダンクさんに報告するついでに、エヴァンズ君のことも伝えようか。とりあえず住むところは……カーライルさんの家でいいですか?」

 ミコトはアーサーにそう言った。

「え、俺の?」

「今の時間なら空き部屋の申請もできないですし、私の家に泊めるのもエヴァンズ君が嫌だと思うので」

 ミコトは後ろの俺に振り向いた。

「エヴァンズ君はそれでいい?」

「寝れればどこでもいい」

 ミコトは笑顔でアーサーを見た。

「決まりですね。じゃあ私はこれで」

 そう言ってミコトは、横の道にそれていった。アーサーはミコトの後ろ姿を見ながら舌打ちし、

「ついてこい」

 と言って前をスタスタ歩いて行った。十分くらい歩いて、アーサーは一つの家の前で止まった。赤いレンが造りのアパートのような家だ。アーサーは一階の端にある木製のドアのカギ穴に、ポケットから出した鍵を差し込んで開けた。部屋に入ると壁につけられたスイッチを押し、白熱電球をつけた。オレンジ色の光が、部屋の中心に灯った。俺は部屋を見回した。ベッドに机、キッチン、ソファとかの生活必需品は揃っていた。ただ一つ疑問だったのが、ダイニングテーブルに四つの椅子が置いてあったことだ。

「アーサーって四人家族なのか?」

 部屋着に着替えているアーサーに聞いた。

「この家は元々四人家族が住んでたんだ。その時の名残だな」

 そう言ってアーサーは、ベッドに寝転んだ。

「俺はもう寝る。サイラスはそうだな、ソファか床で寝てくれ」

「客人に対してその扱いかよ」

「もう客人じゃなくて後輩だろ。電気消して寝ろよ。……あ、そういやこれ」

 アーサーは寝転がったまま、何かを持った手を俺に向けた。俺は手に掴まれていたものを受け取った。それは、爺さんからもらった日記だった。

「さっきの所に落ちてたやつだ。サイラスのだろ?」

「そうだけど……何で分かった?」

「サイラスが持ってるの見たからな。じゃ、また明日」

 アーサーは向こうに寝返りをうって寝た。俺は日記を書いてソファに横になった。結構固かった。ただそんなぐっすり眠れるわけもない。1時間おきくらいに目を覚ましては、30分くらい暗闇を見続けることを繰り返した。そうしながら夜が明けて、日が完全に昇りきって少し経った頃、俺が水道水を飲んでた時、アーサーがベッドから落ちて目を覚ました。随分大げさな目覚ましだ。アーサーはすぐに身支度を整え、俺に服を渡した。19Cっぽい服だ。それを着ると外に出た。

「これから、俺たちの党の本部に行く。党首のドルダンクに許可をとるためだ。失礼な態度とるなよ」

 数分歩くと、すぐにその建物についた。四階建ての和風モダンな建物で、他の建物とは一風変わってる。中に入ると、事務所風な感じで、向かい合う机が一列になったやつが二列あった。その中に、机に伏せて寝ているミコトの姿があった。

「……なんであいつここで寝てんだ?」

 俺はアーサーに聞いた。

「さぁな。仕事が好きなんじゃないか?」

 アーサーは手を叩きながらミコトを起こした。

「おい起きろミコト。サイラスが来たぞー」

 ミコトは飛び起きてこっちを向いた。

「あぁ、エヴァンズ君とカーライルさん。寝てない寝てない。ほんとに寝てない」

 ミコトは立ち上がって、俺たちの所へ机にぶつかりながら、髪を手ぐしでとかしながら来た。

「ドルダンクはいるのか?」

「いますいます。もう二階に。私から少しは話ときました」

「んじゃ直ぐに終わりそうだな」

 アーサーはすぐ横にある木製の階段に向かい、俺とミコトもそれについて行った。

「そんな怖いものじゃないから、緊張とかしなくていいよ。質問に答えればいい。なんかあったら私たちからも言うからね」

「別に緊張とかしてねーけど……」

 階段を上り終えると、2階の廊下に出て、一番奥にあるドアの前にアーサーが立った。そして何回かノックして、中の返事があるとそのドアを開けた。中には、社長室のように本棚と机が置いてあって、その机の椅子に、一人の男が座っていた。三十代後半のような男で、うっすらと黒いひげを生やしている。例えるなら、ハリーポッターのルーピン先生。

「やぁ、君がサイラス君だね。ナカスミ君から話は聞いてるよ。私は党首のルージュ・ドルダンクだ。君は、昨晩の爆撃を受けたんだってね」

 俺は前に出て、アーサーとミコトは後ろに立った。

「それで、君の目的は?」

「こっちの国のお偉いさんが戦争仕掛けようとしてんだろ?それを止めんだよ。お前らと一緒ならできんだろ?」

 アーサーは後ろから小さく俺の背中を叩いた。するとルージュは、大きく高笑いをした。

「いいね。なかなか骨がありそうじゃないか。よし、君は今日から我々の仲間だ。よろしく頼むよ」

 ルージュは手を差し出し、俺は前に出てそれを握った。

「君はカーライル君とナカスミ君と同じ、調査班だ」

「調査班?」

「そうだ。この戦争を止めるために一番重要な役割だよ。詳細は二人から聞いてくれ。それじゃあ、君たちの頑張りに期待しているよ」

 そして俺らはその部屋をでて、一階に戻った。

「サイラスの席は……あそこでいいか」

 俺は一番奥で中央側の机を用意された。隣にはアーサー、通路挟んで後ろは空席で、空席の隣にミコトの席があった。俺らは一回椅子に座ると、椅子を動かして全員が向き合うように中央に向けた。

「とりあえず、今日の動きはどうするかだが……サイラスが来たから結構進めそうだな」

「何するつもりなんだ?」

 俺が聞くと、ミコトが答えた。

「今日は、例の金を受け取ったって人に話を聴きに行く。昨日の予定では私が聞きに行くことになってたけど……」

 ミコトは俺を見た。

「せっかく来たことだし、エヴァンズ君と行こうか。研修も兼ねて。それに私、一人で行動するの苦手だし」

「絶対後半の理由が大半しめてるな」

「いやいやそんなことないですよ」

 ミコトは笑いながらアーサーに言うと、立ち上がって椅子をしまった。

「よし、じゃあ行こうか」

 俺とミコトは外に出て、目的地に歩いて行った。ミコトの腕には時計がつけられていて、時間は10時30分を指していた。

「なぁ、もしその金受け取った人から話聞けたとして、そのあとはどうすんだ?」

 俺は少し前を歩くミコトに聞いた。

「とりあえず、何人くらいに金を配ったのか調べる。そしたら政治資金報告書との関連性を調べて、金の流れが合致したら議会と裁判所に提出。不正が認められたら選挙のやり直し、それか廃案の流れに持ち込むって感じかな」

「……長いな」

「そりゃあそうだよ。戦争を止めるんだもん」

「もっとないのか?一番の大ボスと話すとか」

「話すって?」

「戦争辞めろって直接言うんだよ。対話だ対話」

 ミコトは、少し鼻で笑った。

「そんなのやるつもりはないよ」

「なんでだ?」

「だって、向こうが戦争する理由と、こっちの戦争を止めようとする理由が違うんだもん」

「……どういうことだ?」

「私たちが戦争を止めるのは、人を死なせないためでしょ?」

「そうだな」

「でも、向こうが戦争をしるのは、政治と金のため。戦争で領土を増やせば、当然国民からの支持は増える。それに武器の製造が増えれば、その分交易も活発になる。武器の部品とかなら外に出せるものもあるでしょ?要するに、向こうは政治のために戦争してるんだよ。だったらこっちも、政治で戦争止めないと」

 俺は黙って、ミコトの話に納得した。しばらく歩いて、ミコトは1件の家の前に止まった。この国に入ってからはあまり見なかった2階建ての一軒家だ。表札には『キム』の文字と、その隣に『キム貿易事務所』の文字があった。ミコトは家の扉を数回ノックした。すると、中から50代ほどの男が出てきた。

「私達、トーリ党調査班の者です。キム貿易事務所社長の、キム・ハンソさんですね?」

「そうですけど……」

 ハンソは困惑してそうに言った。

「個人事業主の肩にお聞きしたいことがあるんですが……今、お時間よろしいですか?」

 ミコトはハンソの目を見て聞いた。

「……どうぞ」

 ハンソは大きくドアを開け、俺とミコトは中に入り、来客用の椅子に案内された。俺とミコトは横並びに座って、ハンソは机を挟んで向かいに座った。

「それで、何の用が?」

「私たちは今、個人事業主の方へ、新たな法整備へ向けた要望を聞いているんです。この国においての個人事業主は少数で、そのための法律も少ない。そこで、我々トーリ党を主導とし、新たな法整備を行おうという活動をしているんです。そこで一つお願いなのですが、会社全体での収支報告書を見せていただきながら、お話を伺いたいんです。何かこんな制度が欲しい……とかです。よろしいでしょうか?」

「……分かりました」

 ハンソは席を立ち、すぐ隣にある棚から、一つの紙の束を取り出した。そこには、『148年月別収支報告書』と書かれている。

「拝見します」

 ミコトは受け取るなり、最後のページを開いた。その瞬間、外からドアを叩く音がした。ハンソはそれに出るか渋ったが、ミコトが微笑みながらうなずいたことで、その来客に出た。ドアの向こうに立っていたのは、アーサーだった。

「すんません、今新しい新聞の購読者募集してるんすけど……」

 ミコトはそれを聞くと、収支報告書を机に起き、席を立って書類が詰められた棚に向かった。俺はその瞬間、この計画を理解した。俺もその棚に向かった。

「何さがせばいいんだ?」

「そうだなぁ……多分あの報告書は偽物だから、正規の報告書があればいいんだけど……」

 俺は書類を漁ってる中で、一つの紙を見つけた。

「おい、これ」

 ミコトは手を止めて俺の持ってる紙を確認した。その紙には、『私は武器製造税導入のための選挙において、100,000ガルを受け取る代わりに、賛成票を入れることについての契約を承認します』と書かれていて、そこに『キム・ハンソ』というサインが入っていた。

「……ガル?」

「この国の通貨。100ガルで1ドルくらいかな」

 ミコトはその紙を折って、服の中にしまった。そして近くの棚に、正規の収支報告書があるのも見つけた。その報告書の最後のページには、偽造の報告書に比べ、合計収入が100,000ガル分多かった。

「よし、オッケー!」

 ミコトはずっとハンソを引き留めていたアーサーに向け、大きく手で丸を作った。そして俺たちは席に戻り、アーサーは話を切り上げてハンスを開放した。

「すいません、しつこい新聞社で……」

 ハンソは椅子に座った。

「それで、政策についてですか?特にそういうのは無いんですけど……」

「そうですか。では」

 ミコトは満面の笑みをハンソに見せ、家の出口へ向かい、俺も慌ててそれについて行った。

「失礼しました!」

 一礼して、ハンソの家を後にした。

「これ、結構グレーゾーンじゃねぇの?」

「大丈夫だよ、向こうはブラックなことしてるから」

 ミコトは服からあの契約書を取り出した。

「一つの票に100,000ガル、全体の票が87,324票だから……」

「全部で87億ガルくらいか?」

「金を受け取らずに賛成した人もいると考えると。大体50億ガルくらいが不正に使われてるかもね」

「そんな奴いんのか?」

「いるよ。特にホイッグ党直営の工場に勤める人だと、ホイッグ党に金が増えるほど、給料も増えていくからね」

 ミコトは紙をまたしまった。

「次は何すんだ?」

 俺はミコトに聞いた。

「そうだなー。とりあえず、実際に金が受け渡されたことは分かったから、それが政治資金収支報告書に反映されているのか調べようか」

「政治資……なんだそれ?」

 俺は聞きなれないその言葉を聞き返した。

「政治資金収支報告書。各政党に義務付けられてるもので、入ったり出ていったりする金の動きとかを書くの。それに反映されてたら、すぐに証拠とれる」

「どこで見れんだ?」

 ミコトはどこか一点を向きながら言った。

「この国の中央。国会議事堂資料管理室の中」

 向いていたのは、国会議事堂の方面だった。その時、アーサーも俺たちに合流した。

「どうだ?収穫はあったか?」

「ありましたよ。エヴァンズ君が見つけました」

 ミコトはさっきの紙をアーサーに見せた。

「10万ガルか……こんなんで戦争しようってなる奴の気がしれねーな」

「今から国会の資料管理室に行きます。カーライルさんも手伝って下さい」

「それはいいけどよ……何時間かけるつもりなんだ?」

 アーサーは怪訝な目でミコトを見た。そのあと俺たちは数十分歩いて、国の中心地に向かった。そこにはこの国で一番でかいであろう建物があった。ゴシック様式で中央にドームがあり、左右対称の灰色の建物だ。国会議事堂というより宮殿だ。その中に入ると、そこまた豪華絢爛だ。

「どんだけ金かけてんだよ……」

 俺は呟いた。

「時間も金もとんでもないくらいかかってるらしいぞ」

「そんな話しないでくださいよ」

 俺たちは階段を下りて、地下へと潜っていった。

「地下に資料室があんのか?」

「湿度と気温の管理がしやすいんだって。私にはよくわかんないけど」

 地下空間には、この建物の広さと同じくらいの資料室が広がっていた。棚の中には、過去の収支報告書から外の世界の文献らしきもの、この国の詳しい土地柄などについて書かれた本などがあるらしい。少し進んだところで、例の棚にたどり着いた。そこには『148年度政治資金収支報告書』と書かれてある冊子が、いくつも並べられてあった。

「……なんでこんなにあるんだ?」

「何回も訂正してるんだろうね。公的に印刷されたものは、全部この資料庫に納めないといけないから。少しのミスでも許されないから、何回も印刷せざるを得ない」

「印刷って、活版?」

「いいや、タイプライター。でも数が少ないから、印刷会社に全部頼んでる。印刷会社の人は政党から送られた文章をそのまま打つほかないから……」

「だから、何回も印刷物が生まれんのか……」

「そういうこと。よし、これ全部調べようか」

 俺は棚を見た。俺の背よりも少し高い棚の端から端まで、冊子で埋められている。

「ほかの政党が調べられないように、ミスのやつと正規のやつがバラバラに配置されてるから、全部の察し一から十まで、ちゃんと読み込んでね。正しいのは、『148年度政治資金収支報告書 11月21日付』ってやつね。一日ごとに出してるやつだから」

 ミコトがそう言うと、アーサーとミコトは一番上の七段目の端と一番下の端の冊子をそれぞれ取った、俺は四段目の真ん中の冊子を取った。

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