第10話 『転』はクライマックス

苦戦中です。

転にとりかかっていますが、ふんわり(で書けると思っていた)しか決めていなかったプロット部分を文章にするのに苦労してます(そらそう)。


主人公の動きや会話などをとにかく書き起こしている段階なのですが、矛盾点やエピソードを入れ替えたほうがいいな、というようなことがザクザク出てきます。

「聞き込みが順調にいきすぎてるな」とか「みんなそんな簡単に話してくれないよね?」とかプロットでは簡単に進んでいた主人公たちの行動が、実際に物語に落とし込んで行動したときに違和感となってきます。

人間ってそんなに簡単に本音はしゃべらない。

誰かに聞かれた時、べらべらと自分がいじめてたことを話すでしょうか。

今回の主人公は警察官ではないので、聞かれても答える義務はありません。

対象者が知り合いでないときは、会話まで持ち込むことさえ難しいですよね。

ということは『事件を解く』ということ以外にも主人公はただ話を聞くだけでも苦労しなくてはいけない。

その部分はプロットでは分かっていなかったので、また練り直さなければいけなくて……というわけで、ひぃひぃ言いながら書き進めています。進まないし、状況も浮かばないし、とても苦労してます。


ほかにも『転』はクライマックスなので『話が一本調子じゃいけない、スムーズに進んではいけない』ということも分かったので、最初に作成したへなちょこプロットにはないエピソードを加えたりしているので大変です。

主人公の大事な部分、軸になる部分が話を書くまでつかめていなかったので、ここも初めて考えている状態です。

だけど、このエピソードがないままの話よりも小説としての面白さは増してると思う(そう願いたい)のでなんとかやってみます。


多分、このプロットを書き出す作業が終わったら全体を見直してすべて書き直さないとダメだなと感じています。

つらい……

今までここに書き記してきたやり方、順調に進んでるなと思っていた書き方じゃダメなのかもしれません。

これまでのエピソードがひっくり返ってしまいました。まさしく『転』……


短編なのに、この苦労……。このやり方は長編っぽい気もします。

とにかく自分の中にあるあやふやを言語化して書き出す作業をがんばります。

ひーん。


ちょっととりとめのない文章になっちゃいましたね。

お目汚し失礼しました。

ではでは。






未来の自分へ

・サクサク進んでいるときは注意! 大抵面白くない。

・スクラップ&ビルドを繰り返すこと

プロット→全てを書き出す→見直し→プロット→文章作成→……


これが終わったら、プロット段階で決めとかなければいけない部分にマーカーをひくこと。

例えば、場所や建物の描写、間取り。

書きだしたときにいちいち調べたり、資料を探すので手が止まる。

マーカーをひいた部分はプロット段階で箇条書きではなく文章で書いておいた方がいいかも? 次回試してみましょう。

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靴擦れ日記『小説勉強中』 くつな ななこ @kutu777ko

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