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第7話

「それでは改めて本日からよろしくお願いします」


「はい!よろしくお願いします。」


「そう言えば名前を言ってなかったですね。…」


そういうとツラツラとマスタの自己紹介が始まった。


分かりやすく言うと


・名前は朱(しゅう)さん

・人間と妖怪のハーフ(半妖怪)


という事がわかった。(少ない…)


そして私も自己紹介をしたところで名前の呼び方はしゅうさんとゆうなさんという事になった。


ちょっと距離感じてしまってるけど、最初はこんなもんだよね〜と思いながら業務内容を教えてもらった。


すると途中で昨日の狐の常連さんが来店された。


「ゆうなちゃんや〜今日からやったなー!」


「おはようございます!そうですよ〜」


「じゃあ朱くんいつものお願いね〜」


「承知致しました。作りますね」


するとコーヒーを入れましょうと裏に行った。


裏に行くとコーヒー豆が沢山あった。


「りんさんのいつものコーヒーはこちらの豆です。」


それをカップ1杯取ると朱さんが魔法のようなものをかけた、するとコーヒーが粉になりドリップすると出来上がりそうだった。


「それではこちらでドリップしてくれますか?」


「はい。ん?何か凄く甘い香りがしますね。」


「ああ〜それな、僕あまーいのが好きやねん。だから水50ガムシロ50の特別水溶液を作ってもらってんのよ〜」


「え、にしてもこれ甘すぎるんじゃ…」


「昔からそうなんですよ。あなたそろそろ糖尿病になりますよ。」


「妖怪も糖尿病になるんですか?」


「あーもう!細かい事は気にせんくてもええやん」


常連さんに急かされてコーヒーを入れて、初めてお客さんにコーヒーを出した。


「ありがとう〜!ってそういえばゆうなちゃんに僕のことなんにも言ってなかったな。」


簡単に説明すると


・常連さんの名前はりんさん

・自称小説家

・いつも頼むのはあま〜いコーヒー

・おいなりさんが好き


という感じだった。


とっても優しくて褒め上手な方だな〜と思った。

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ただいま。マスター 木叶-konoha- @knha

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