第16話

朝日が貝殻のアクセサリーを渡した翌日、学校の廊下で女の子と偶然会った。彼女は少し照れくさそうに笑い、アクセサリーを手に持っていた。「あの、昨日は本当にありがとう。貝殻、すごく素敵だね。」


朝日はドキッとし、嬉しさと緊張が入り混じる。女の子が続けて言う。「君の気持ちが伝わってきたよ。私も、君のことが気になるんだ。」


その瞬間、朝日は心臓が高鳴った。彼女の素直な言葉に、胸がいっぱいになる。「本当に?私も、あなたのことが…」とつい口にしてしまう。


女の子は少し照れた様子で、「じゃあ、今度一緒にどこか行かない?もっといろいろ話したいな。」と提案する。朝日は嬉しさで目を輝かせ、「うん、ぜひ!」と返事をする。


この出来事をモッカが見ていて、二人の様子を見て微笑む。「やっぱり、大事なことが書いてあったんだね」と心の中で思う。


  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

モッカと朝日の不思議な日々 紙の妖精さん @paperfairy

★で称える

この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。

カクヨムを、もっと楽しもう

この小説のおすすめレビューを見る

参加中のコンテスト・自主企画