第16話
朝日が貝殻のアクセサリーを渡した翌日、学校の廊下で女の子と偶然会った。彼女は少し照れくさそうに笑い、アクセサリーを手に持っていた。「あの、昨日は本当にありがとう。貝殻、すごく素敵だね。」
朝日はドキッとし、嬉しさと緊張が入り混じる。女の子が続けて言う。「君の気持ちが伝わってきたよ。私も、君のことが気になるんだ。」
その瞬間、朝日は心臓が高鳴った。彼女の素直な言葉に、胸がいっぱいになる。「本当に?私も、あなたのことが…」とつい口にしてしまう。
女の子は少し照れた様子で、「じゃあ、今度一緒にどこか行かない?もっといろいろ話したいな。」と提案する。朝日は嬉しさで目を輝かせ、「うん、ぜひ!」と返事をする。
この出来事をモッカが見ていて、二人の様子を見て微笑む。「やっぱり、大事なことが書いてあったんだね」と心の中で思う。
モッカと朝日の不思議な日々 紙の妖精さん @paperfairy
★で称える
この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。
カクヨムを、もっと楽しもう
カクヨムにユーザー登録すると、この小説を他の読者へ★やレビューでおすすめできます。気になる小説や作者の更新チェックに便利なフォロー機能もお試しください。
新規ユーザー登録(無料)簡単に登録できます
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます