第14話 夜の住人の鍵
心のなかに夜の闇を飼っていた
夜明けが訪れて
夏終わりの朝空に導かれる
それでも月や星は消えない
往復書簡の後に燃ゆる攻防戦
揺れる気持ちの果てに五線譜
切り拓いた道は奇跡か希望か
いまめくる時間の流れ
ポストには確かな手紙
その手のなかにある
ここにも一つある
子供じみた遊びかもしれない
靴のなかに鍵をいれて
大いに呑めや唄えや
そして鍵を手にして歩き出そう
掌の詩曲集 橘 詩音 @tacoset724
★で称える
この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。
カクヨムを、もっと楽しもう
カクヨムにユーザー登録すると、この小説を他の読者へ★やレビューでおすすめできます。気になる小説や作者の更新チェックに便利なフォロー機能もお試しください。
新規ユーザー登録(無料)簡単に登録できます
この小説のタグ
関連小説
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます