第2話 何故か数年は生きていますが……。人の肉体って不思議やな。
僕は追放されてから外の世界で3年は生きている。
何故、生きているのかは……。
僕には良くわからない。
とりあえず僕は今の現実の外の世界を生きている。
今は僕の住みかに歩いて向かっていた。
「……?」
ピクッと僕は動きを止める。
(何だ?)
僕は違和感を感じた。
(この感覚は?)
僕は違和感を感知して違う道に走って行った。
???side
「……」
呼吸を荒くしながら全身防護服を来て必死に走っていた。
「……」
回りをキョロキョロとしていると
「グギャ」
「!?」
近くに3mぐらいの体長があり、全身が鱗で覆われた何かと目があった。
「っく」
防護服を来た者は即座に銃火器を構えて撃ちこんだ。
「グギ?」
発砲音と同時に鱗で覆われた者に当たったが全く聞いてる様子がなかった。
「……」
防護服を来た者は必死に逃げようとする。
「!?」
「グギャ!グギャ!」
気づいたら私の目の前に鱗で覆われた者がいた。
「っく」
「グギャ!!」
「!!」
銃火器を構えようとすると身体が大きな衝撃を受ける。
「っく」
身体をガレキか壁にうちつけられる。
「……」
私は意識が朦朧となりながら必死に状況を確認すると
「グギャ!!」
鱗に覆われた者は目の前にいた。
「……っく」
呼吸を整えようと私は必死に逃げようとする。
(身体が言うことを聞かない)
痛みで身体を思うように動かせずに這いつくばって鱗に覆われた者から離れようとする。
「グギャ!グギャ!!」
鱗に覆われた者は楽しんでいる様子でゆっくりと近付いて行く。
(……ここで終わるの?)
私はガタガタと震え始める。
「た、助けて」
誰も助けに来ないと思いながら私は言葉にする。
「グ!」
鱗が覆われた者の身体がピシッっと何か音が聞こえた。
「え?」
「グ?グギ?」
鱗で覆われた者は気づいたら身体がバラバラに切れていた。
(え?なに?)
意識が朦朧となりながら鱗で覆われた者がバラバラに切れていたことに状況が処理できないでいた。
「!?」
バラバラに切れた鱗が覆われた者の近くに何かがいた。
(な、何?)
目の前にいる者を見て防護服の者は驚く。
「……」
(な、何で人が……)
防護服の者は意識が途切れた。
現代世界にダンジョン、巨大怪獣、巨大モンスターが出現した世界でヒーロは不在ですが悪役はいます。 牧村和樹(グレイレッド) @gurei0507
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