第7話 それから。
それからというもの、僕は自殺未遂を繰り返し何度も生死を彷徨った。その度に樹里ちゃんに止められたが僕は諦めなかった。樹里ちゃんと一緒に居たい。樹里ちゃんのためならなんだってする。もう何度目か分からない三途の川。樹里ちゃんが現れた。
『やぁ、樹里ちゃん。今回は数日振りかな?』
『そうね。』
『ねぇそろそろいい?』
『うん。いいよ。ともくんにとって、私の存在は大きすぎたんだね。いいよ、おいで。』
三途の川の水位が下がり。歩ける程になる。僕は樹里ちゃんの元へ走り出す。穏やかで暖かい日差しが降り注いでいた。
勇気 Nijika @Nijika0302
★で称える
この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。
カクヨムを、もっと楽しもう
カクヨムにユーザー登録すると、この小説を他の読者へ★やレビューでおすすめできます。気になる小説や作者の更新チェックに便利なフォロー機能もお試しください。
新規ユーザー登録(無料)簡単に登録できます
この小説のタグ
参加中のコンテスト・自主企画
関連小説
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます