天月虹花

過去にある人を救えなかった、僕は自分自身を無能の役立たずと枷をつける。その枷から解放されるまでの救済の物語。

人間を品種改良し、獣人を創り上げた人間の末路がここにーーー。

三番線エレベーターは時々、異世界に繋がっている。男だけの世界で、他の転生者にはない能力が唯一主人公に発現する。

死にたい訳じゃない。でも生きたい訳でもない。

人→カラスに食べられている小鳥→カラス→仲間 という視点で進む物語。 この物語で、悪いのは誰ですか?

後悔が綴られた短歌

命って儚いよね。 そんなようなことを綴った詩。

大切な人を亡くすと、もうなんでもよくなる。特に春だと。

夜の短歌集ーーー以上。

あの頃は汚れを知らなかった。あの頃は綺麗なものが綺麗に見えていた。とか、そんなような詩。

私は、いつ変わってしまったのか。 どこで歯車が狂ったのか。 とか、そんなような言葉が綴られた詩。

来蘭の歌は澄んでいて、とても美しい。けどその歌は死んだ環に捧げられたもので。そんな来蘭に私はどうしようもなく恋をする。

今年も春薔薇が咲く。今年も僕は独りだった。

妹の甘雨が生まれてから、邪魔者扱いの翠雨。 「翠雨なんて、いなければ良かったのに。今すぐ消えろ。」 そう言われた翠雨は家を飛び出す。 千晴の家に転がり込み二人での生活が始まる。

藍は生まれながらに怪物である。人間から生まれたが人間になれなかった。片手で数えられる年齢の頃に生えた角。生まれた時からある牙。首から肩にかけて広がる鱗。人間の形をしているのが救い…

主人公、雨月翠はリストカットが辞められない。特に明確な理由もなく切ってしまう。 夏が来て、半袖になる。傷について触れたのは学園の王子、天城創也だった。

　小枝はある日、鳥に咥えられ巣になった。巣になった小枝視点で語られる物語。

あいつは才能の塊だった。 会津稀一（あいずきいち）と根津深宙（ねづみそら）は、ライバルであり親友。けれど、稀一への嫉妬で深宙は思ってもいない事を言ってしまう。仲違いした二人の行く…

駅のホームの端っこで、二人だけの秘密の共有をした主人公。しかし、君は遠くに行ってしまった。二人に何があったのか？

完全無欠の友達がいる僕。親友に勝つために、親友という立場を使って弱みを探す。親友の目線から語られる真実とは……？

　彼女は死んだ。事故だった。傷ついた僕を支えたのは、彼女からの手紙だった。そんな時、彼女にそっくりな君が入部してくる。君には霊感があって!?

モズの母親目線で送るこの物語、子どもから語られる真実とは？

恋を自覚し、それが叶わないと知った主人公。それでも諦められない。この恋の行方は如何に。悲恋を綴った詩。

本に心の在り所を求め、本を糧に生きる詩。

代わり映えのしない日々を過ごす主人公。藻掻き苦しみながら、恋をする。そんな詩。

友樹は自殺しようとする樹里を止められなかった。その後悔から樹里を追うように自殺してしまう。二人が命を絶つまで何があったのか？何がだめだったのか？現代の生きづらさを綴った、痛々しい…