第4話 おやすみの悪夢


「ほらできたぞ」カーシャがそう私にいう、私はカーシャと自分の取り皿を持っていって渡す、「具沢山でお願いね!」とついでに言うカーシャはわかってるよ、と言うと私のお皿にたくさんの鶏肉、早速テーブルに運んでスプーンで食べる(食事マナーはしっかりしてる方だ)野菜を避けて食べようとしたらカーシャに怒られた、まぁなんやかんや言って最終的には野菜を食べる、そしたらカーシャが褒めてくれる、こう言う毎日がこれから続くのか、と考えながら私は寝床についた


私は今どこにいる?、私はそうだ、、、今戦場にいる、

私は⬜︎⬜︎、現在前線に立って戦っている兵士だ、周りには勇者や救世主だの言われているが自分の年齢はもうじじいくらいなものだそこまで崇めるものではないとも思える、だが私が言う「みんな」は私の力なしでは生きていけないそう前任勇者カーシャ・カルバルトがしたように、

私は生まれた頃から「人間」の勇者だった、王から命を与えられ、その命令を淡々とこなす、、、それはまるで感情のないロボットのように、、、はじめは魔物を斬るのにも抵抗があった、だがやっているうちに断末魔にも怯まなくなった、レベルアップというべきだろうか、そう捉え生きてきたある、、日、、、、、の、、、事。


ちゅんちゅんちゅんという小鳥の囀りで目が覚める、目の前にはいつも通りの机といつも通り私にギュッとして目を瞑っているミーシャがいた、(よく見たら少しヨダレが垂れている)寝てたのか私はミーシャをおこし読みかけの本を片付け声をかける、「ミーシャ今日の朝ごはんは、、、、」夢のようなことが起こらないように祈るだけだ。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

狐の恩返しー前世におじいさんに助けてもらった狐が知らない世界で恩返しできるように頑張ります!ー 寿尊 @akasiroyuuma

★で称える

この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。

フォローしてこの作品の続きを読もう

この小説のおすすめレビューを見る

この小説のタグ