豪華国船「ダリア号」がゆく 〜船長仕事も楽じゃない〜

架流さん

ダリア

ダリア国、それは海に浮かぶ国だった。

国王は元々超のつく富豪でその国王が世界で一番大きな豪華客船「アイコン オブ ザ シーズ号」を買い取ったのが十五年前。

そこから国連に働きかけたり、船の改築をして、今から十年前に船が出た。

当時は乗客500人だったが、色々メンバーが入れ替わり現在は2000人弱が過ごしている。

一説によるとこの国に籍を置くためには国王直直に面接があるとかないとか。


そして今日。

今日は現国王が15歳になった娘のダリアに王位を渡す大事な日だ。




「おはよー!ってなんでみんなここにいるのぉ!?」


目の前にはたぁっくさんの人、ひと、ヒト。

なんかやらかしちゃったかな?

でもみんなニコニコしてるし……


「ダリア、今から言うことは冗談じゃないからしっかり聞いてほしい。


15歳になったダリア・メザシフォーサに今、ここで王位を引き継ぐっ!」


「えっ!? 」「「「誕生日おめでとう、ダリアちゃん!!!」」」


今なんて?


「ダリアちゃんは今日からこの国の女王なんだよ!」


執事のリヤラが耳打ちしてくれた。いつもありがとうねぇ。理解がお…………


「じょ、女王ーーーーーーーーーーーー…………………」

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