必ず誰かを

あんちゅー

ふたつかひとつ

人と人が居てこそ初めて、人に倣ってそこにいられる。


相槌とうとう努努晴れて、備えを思って想いは動く。


離れて、飛んで、つかず、避けては、笑う。


膨らんだ、膨大な、寛大な、大雑把な、壮大な事を。


いや、小さな小さなこの手を離せば、そこに起きる諍いは何処かへ笑う。


遂に触れられぬことこそ無ければ良いからと、遠くの方で小言を転がして、都度都度描いた二人のみ。


あなたがいるから私はここに在れたのでした。


晴れやかな空に浮かんだ、雲を眺めて。

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必ず誰かを あんちゅー @hisack

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