第8話 ムラ村
―フィールド―
HP(エッチ・パワー)を回復した(どうやってかは伏せる)戦士ジュードと、続く僧侶ニコル、そしてふらふら歩いている遊び人ヨーボ、最後尾が武闘家ヌイーダの腕に抱かれた勇者の僕…
ニコル「あっ!!ムラ
ヌイーダ「ようやくアルフの【
ヨーボ「なんだか村に近づくにつれてムラムラしてきたのぉ。わしは一足先に村に行って、タンスを
ニコル「あっ、待ってよヨーボ…もうっ。遊び人は本当にあてにならないんだから。」
ヌイーダ「いいわよ。どうせいたって石投げるくらいしかしてないんだし。」
ジュード「結局オレとニコルしか戦ってねぇじゃねぇか…後ろの3人マジいらねぇ…あ、いや、ヌイーダねぇさんは戦わずとも俺のHP(エッチ・パワー)回復のためにも超絶ウルトラミラクルスーパーハイパー必要だが…」
ヌイーダ「あんた私でなにしてんのよ。私の自慢の
ジュード「マ…マジ…!?でもどうせ筋肉なら
◆◆◆
―ムラ
ヌイーダ「アルフ、動きづらいだろうからゆっくりでいいわよ。着替えて、少し休んだら呪いを解きに行きましょう。」
僕「ね…ぇ………さん………や……さし……ぃ……」
ヌイーダ「どうしたの、アルフ」
あれ、僕、どうしたんだろう。なんでだかわからないけど、この村にきてから、妙にムラムラする。マッチョなゴツいヌイーダが、超絶セクシーギャルに見えてくる…
僕は上着を脱ぎ捨て、ヌイーダのカバンから顔を出していたトレーニングチューブを差し出す。
僕「……ねぇ……………さんっ!!!!!!僕を…これで…こっ…
―ドテッ―
ヌイーダ「きゃっ!!大丈夫??」
動きがスローになっていることを忘れていた僕は、勢いよくヌイーダに飛びつこうとして、バランスを崩してまっすぐに地面に倒れた。ヌイーダは、そんな僕をひょいとお姫様抱っこして教会へと連れて行った。
―ムラ
ニコル「アルフ…?目がいっちゃってるよ…キミは、もしかして【
シンプソン「生きとし生けるものは みな 神の子。わが
ニコル「…『神父さん』じゃないんだねぇ~。なんか…胡散臭いけど…とりあえず『呪いをとく』でお願いします。」
シンプソン「どなたの呪いをとくのじゃな?」
ジュード「ヨーボ」
シンプソン「はて? ヨーボどのは 呪われておりませんぞ……。」
ニコル「ジュード、邪魔しないでよ。」
シンプソン「ほかに ご用は おありかな?」
ジュード「いいえ」
シンプソン「なんと やめると申されるか?」
ニコル「もうっ!!邪魔しないでってば~!!!アルフの呪いを解くのっ!!!」
シンプソン「それでは わが教会に 2ゼニーのご寄付を。よろしいですか?」
ニコル「はい。」
ジュード「アルフの価値低っ!」
♪🎶♩♬♫呪いを解くBGM♪🎶♩♬♫
ニコル「よしっ、これで大丈夫だねっ」
僕「はっ!!!動きが戻った!!!!ねぇさんっ!!!…ヌイーダねえさんっ!!!……」
呪いが解けた僕は一目散にヌイーダの元へ走り出した。
ジュード「あっ!!このやろ!!抜け駆けは許さんぞ!!!ねぇさんっ…!!」
ヨーボ「ヌイーダ…早く脱いーだらどうじゃ……」
ニコル「ダメだこりゃ…もうっ!!!なんなんだよっ。もしかして、このムラ
ヌイーダ「ニコルん…ねぇ…あなたって、見れば見るほど可愛い…❤うふっ❤」
ニコル「うわっ!!!ねぇさんまで目がヤバい!!!待って!!!無理無理っ!!!僕は狂暴な人はタイプじゃないんだよぉっ。大変だ…こんな村、一刻も早く出ないと…あっ!!そうだ!!!」
◆◆◆
―ムラ
ヌイーダ「ねぇ、ニコルん…❤私を宿屋に誘うなんて…大胆じゃない。どうなるかわかっているの?」
ニコル「もっ…もちろんだよっ………さっ、さぁ、今すぐに…パンツを脱ぐんだっ!!!!」
ヌイーダ「うふん❤ニコルんたら…可愛い顔して、やるときはやるんだから…この私に命令するだなんて……さぁ、いらっしゃい…」
次の更新予定
2024年9月20日 20:01
SPG(slow-playing game) タカナシ トーヤ @takanashi108
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