主人公は普通の少年アルフレッド。常識的な考えの持ち主だが、ヒロインで幼馴染の少女リリヴィアが転生勇者でチート級に強く、性格もぶっとんでいた。
2人は冒険者として登録し、初めての依頼をギルドに見に行こう、というところでヒロインのセリフが「有名になるために魔王を倒しに行こう!」である。
当然ながら拒否する主人公アル。しかし、彼はリリに気絶させられたあげく睡眠薬を盛られ、馬車で遠くの町まで運ばれてしまった。
家に帰ることもできなくなったアルの運命はいかに?!
感想:出だしからヒロイン・リリに振り回されるアルが可哀そうで(アルには申し訳ないですが)おもしろい。
しかし、アルも、リリやその周辺の無茶な行動にとばっちりを受けながらも持ち前の力と知恵と根性?で成長していき、やがて英雄になるという、とても心が躍る物語です。