言葉と色が折重なったきれいなお話でした。少し大人で儚げで…とても好きです!
特に色に例えた表現は秀逸また短編ながら主人公の心情や周囲の反応などからさまざまな想像を膨らませることもできて非常に知的な作品と感じましたいっそ文学的といっても言い過ぎではないでしょう
ここで白を持ってくるのか、という作者様の感性に惚れ惚れしてしまいます。そして、とどめの青。どこまでも幼く、ピュアに見える矢島がこの作品の中で生々しく、鳥肌がたつ存在でした。だからこそ、主…続きを読む
このレビューは小説のネタバレを含みます。全文を読む(288文字)
にわ冬莉さんの、作家としての奥行きや幅の広さを感じる作品でした。心の描き方がとても好きです。そして、色で表現しているところもとても好き。読み始めたら引き込まれて、最後まで一気にいきます。そう…続きを読む
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