言葉と色が折重なったきれいなお話でした。少し大人で儚げで…とても好きです!
可哀想な女は綺麗に見える。彼は今、可哀想な女を助けるヒーローである自分に酔っているだけだ。心が死に、体に欲がなくなっていく主人公。閉ざされた周りの色は、とても青い。それは嘘の色なのか、頑なに…続きを読む
ぁ~そうなのだ。悲しみに支配され、堕ちていく主人公。それは痛いくらいだ。そして色。そう、きっとそうなのだ。孤独と悲しさと、たぶん怒りを抱え闇の中で救いを求めてる。そんな感情が痛いほど…続きを読む
このレビューは小説のネタバレを含みます。全文を読む(288文字)
にわ冬莉さんの、作家としての奥行きや幅の広さを感じる作品でした。心の描き方がとても好きです。そして、色で表現しているところもとても好き。読み始めたら引き込まれて、最後まで一気にいきます。そう…続きを読む
もっと見る