反省会~自分では自分の句の良し悪しがわからなくてしょんぼり~

音雪香林

第1話 反省会~自分では自分の句の良し悪しがわからなくてしょんぼり~

こんにちは。

音雪香林おとゆきかりんです。


某所に俳句を投句しようと五句詠んでみたんですが(ちなみに投句できるのは一句だけ)母に「この中で一番いいなって思った句を選んで」と見せたら……全ボツを喰らいました。


そして「なんであんたってこうなの」とあきれられてしまう始末です。

何故かというと以下、私の詠んだ俳句と母に指摘された内容です。


・冬支度いつも箱買い眼鏡拭き

(「冬支度にはいつも箱買いしてます眼鏡拭きを」という散文をつまんで五七五に直しただけに見える)



さやかな目燈火親めとうかしたしむお嬢さま

(これも「清かな目で燈火に親しむお嬢さまでした」という散文を五七五にしただけ)



野分のわきの夜旅の夜も抱くぬいぐるみ

(これは「夜」を強調したかったのだろうけれど「馬から落馬」みたいな凡ミスにしか見えない)



九月尽くがつじん皮膚科で処方保湿剤

(これも「九月尽に皮膚科で処方されました保湿剤が」という散文)



・お嬢さま運動会はがむしゃらに

(これも「お嬢さまが運動会はがむしゃらでした」という散文)



母に指摘されて改めて自分のダメさを知りました。

うぉおお、反論できねぇ!


というか、他人の俳句はそれなりに良し悪しがわかる(たぶん……わかるつもりではいる……自信なくなってきた)のに、なんで自分の俳句となるとぜんっぜんわからなくなるのか!


あぁああああ!!!!

自分の俳句の良し悪しがわかるようになりたい。

悪いところがわかれば直すこともできる(はず)なのに!


作句したものすべてを母の検閲にかけるわけにもいかないし(母に申し訳ないし、なにより私自身が未熟で独り立ちできない感じで嫌だ)どうすればいいんだ!


しくしくと泣いてしまいたい気分です。

でもとりあえず締め切りの9月30日までまた新たに作句してその中から選びます。


もしかしたら自分では良いと思い込んでいる駄作を投句してしまうかもしれないけれど、それはそれでもうしょうがないからね。


それが今の自分の実力として諦めるしかない。

うん、逆に言えば伸びしろがあるってことだから。


これから頑張る!

というわけで、反省会でした。


しょーもない反省会ですが最後まで読んで下さった方がいらしたらありがとうございます。

伸びしろしかない音雪香林をこれからもよろしくお願いします!


以上です。

あなたにも私にも幸運が訪れますように。




おわり

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

反省会~自分では自分の句の良し悪しがわからなくてしょんぼり~ 音雪香林 @yukinokaori

★で称える

この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。

カクヨムを、もっと楽しもう

この小説のおすすめレビューを見る

この小説のタグ