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概要
凡人であるということ
中学で出会った学友やTwitterで目にする人たちを見て嫉妬せずには居られない。例え彼らが僕とは違う土俵に立っていて競い合うことがないとしても、上位の存在として僕の目に映る限り僕の劣等感は眠ってくれない。僕が必死こいて勉強して模試で偏差値70を叩き出したって、片手間の勉強で偏差値75くらいを取って「英語ミスった」と成績を公開する人や、勉強以外にピアノや水泳でも一流でそれを維持するためにとんでもなくストイックな生活を送っているような子も世の中にはいくらでもいる。世の中には上位互換ばかりが蔓延っていて、とてもじゃないが全て普通の自分に価値を見出せない。そして何故だろうか、私は追う側になり切れず常に人に越されていく人生を歩んでいる。下の世代の出来る奴や長年の努力を耐え抜き報われる同期たち、皆が皆眩しく見えて辛いです。
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