第2話 Dragon Breath或いはケツデカビーム
「SAKE!!呑まずにはいられない!!」
今自分は現実逃避をしている。
理由、其の一村の酒蔵の酒を全部飲み干している。
淫魔の欲望一直線さと古龍の酒好きが予想以上だった。
理由、其の二寝ている時に(遥か)上空の魔獣を(屋根ごと)ドラゴンブレス…淫魔的センスで言うなればケツデカビームで吹き飛ばした事。
理由、其の参思ってた以上にケツがデカくなるのが早い。ウッソでしょ!?もうムチムチしてる!?
そして矢鱈とムチムチしてるのに形の良い艶艶したケツから生えてる龍の頭と首。
龍頭尾デカさについてはテイルボア系のAIイラストでも見てほしい、大体あんな感じ、割と伸縮性もデカい後付け根もしっかり太いタイプだ。瞳は五対の龍眼で首尾の部分は層になった龍鱗とこれまた五対の羽が生えている、十本の龍角は王冠の如く配置されて強キャラ感が凄い。体色は昏い青みがかった黒。
総じて本格なダークファンタジーのドラゴン見たいな感じだ。牙はアレ中に収まってるんじゃなくて口と合体したタイプ。
基本的に視界とかは共有して見れる感じで人格が増えたりはしていない、ただ、自分が睡眠などをしている場合代理で副脳として自分の護衛などをしてくれる見たいだ。(遥か)上空の魔獣を消し飛ばしたのもコレが理由。判断基準はある程度自分に準ずるみたいだけど少し雑な所がある。
後これは良い事だけどSPの取得方法が判明した。
SPの取得方法は種族によって違うみたいで恐らく女淫魔は精液を変換するんだと思う。
男淫魔は『
さて、覚えているだろうか自分がSPを既に使い切っていると言う事を?
正直言おう詰んだと思った。
『龍頭蛇尾』が効果の殆どが龍頭尾に対してしか発揮しない代わりに古龍系の基本的なスキルの殆どを内包していて良かった。
古龍のSP取得スキルは『力の泉』で1日にスキルの数値分SPが手に入る、昨日と今日で20その上10で『龍頭蛇尾』とは別で『力の泉』を取得、これで1日20のSPが手に入る。
取得した事によって手に入った11と元々の12で合わせて23因みにこの3はもう一つSP取得方法の大カテゴリが10毎に1手に入る分だ。
さて、このSPを何に使うか…
貯蓄?
見た感じ大カテゴリは「本来の必要SP×同系列カテゴリ」になってるんだよな。
つまり『開帰』の取得可能SPが2倍になってる。
ただカンだけど条件はそれなりに緩い。具体的には『剣士:10』と『槌士:10』はダメだけど『剣士:10』と『戦士:10』と『拳闘士:10』はあり見たいな感じだ。小カテゴリ上で別なら引っかからない感じ。
間違いなく貯めた方が上位の大カテゴリをアンロック出来るんだよな、しないけど。
後、関連する大カテゴリのSPを他の大カテゴリで軽減する事が出来るらしい。
理屈的には軽減と言うより代用みたいだけど。
『剣士 10』で『戦士』の必要SPを1軽減可能とか大体そんな感じ。
後特定大カテゴリを一定数迄開いて置かないと取得出来ないのもある。
『剣士 10』と『拳闘士 10』で『剣闘士:20』って感じで。
…こうだな!
〔魔兵 1〕
『下位権限 1/1』
〔悪魔:淫魔 25〕
『楽観5/1』
『美形10/1』
『妖艶10/1』
『性豪5/1』
『艶技10/1』
『巨尻10/10』
『美脚10/10』
〔開帰:古龍 20〕
『龍頭蛇尾10/10』
『力の泉10/10』
〔才器:剣士 4〕
『剣の種子4/10』
〔〔残SP0.〕〕
選んだのは淫魔系の『美脚』と武装系の剣士と『剣の種子』、因みにこれは裏技なのだが基本大カテゴリの数値を派生大カテゴリが超えた場合のデメリットは瞬間的には軽度の影響ですむ、何が言いたいのかと言うと…車酔いみたいでめちゃくちゃ気持ち悪い。
――――――――――――――――――――
Tips.「成長と反映」
通常スキルにSPを割り振った場合、一部例外を除いて、大凡一月程掛けて効果は反映される。
ウィームの場合古龍の特性の影響により短時間の睡眠で迅速な肉体の適応、進化、再構築を済ませている。
なお例外の一つが開帰、通常土壇場で発動すると言った性質上一種の暴走状態に近い為多大な負荷と共に先祖返りをする。
古龍の場合はこの程度では負荷にならない為の裏技。
選択肢の多い淫魔転生 南瓜の王冠 @pumpkinthecrown
★で称える
この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。
フォローしてこの作品の続きを読もう
ユーザー登録すれば作品や作者をフォローして、更新や新作情報を受け取れます。選択肢の多い淫魔転生の最新話を見逃さないよう今すぐカクヨムにユーザー登録しましょう。
新規ユーザー登録(無料)簡単に登録できます
この小説のタグ
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます